宮古島トライアスロン大会を終えて・・・ | 迷えば原点

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医療法人翠章会 すまいる歯科 理事長・山村洋志明が書き綴ったブログです。

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先日、3年前からの目標であった、「宮古島トライアスロン大会」を無事完走することができました。
家族の毎日の協力はもちろんのこと、木村克己コーチ、そしてフルアウツの仲間達、すまいる歯科のみんなの応援・協力無くしては達成することができなかったと思います。

本当にありがとうございました!!



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トライアスロンを始めてから、よく言われる様になったことがあります。
それは、

「トライアスロンなんて、すごいよね・・・私には絶対に無理だけど・・・」

ということです。



正直、無理も無いなぁって感覚はあります。
なぜなら、僕自身も3年前は100%そう思っていたからです。

だから、この3年間は「絶対に無理であろうという目標をたてたときに、僕自身でどのような変化が起こるのかを検証する」という、楽しみと目標をたててがんばってみることにしたのです。(笑)



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3年間の準備期間、そして、12時間のレース(スイム3キロ、バイク155キロ、ラン42キロ)を完走し、そこから出た結論というものは、以下のようなものでした。


①走っている最中は、仲間がどのあたりでがんばっているのかが気になる。(自分の体調や体力は自分が一番わかっているので不安は無く、仲間のことのほうが気になる)

②ものすごく体がきつくなったとき(レース全体で言うと10%くらいにあたるかな)に、<弱い心>が僕の体と心を占拠したということ。

「なんでこんなことやってるんだろう。」
「これだけきついんだから、リタイヤしてもやむを得ないだろう」
「楽しもうと思ったけど、とても楽しめないよ・・・」
「なんで今日に限って、こんなにも暑くなるんだよ」


でも、その<体のきつさ>に慣れてきたときに、僕の心を占拠したのは、<前進する心>でした。

「俺だけじゃない、<みんなしんどい>んだ」
「トップの選手も、俺みたいな一般トライアスリートも、スピードは違えど、体がきついのは同じだ。ここから逃げちゃだめだ!」
「簡単にクリアできるものなら、それほど感動はないんだろう。もっときつくならなきゃ、感動が小さくなるぜ!」
「三菜子と望愛がゴールで待ってるんだ!絶対に時間内にゴールするんだ!」
「仲間のみんなはどうしてるんだろう・・・みんなに早く会いたい。がんばろう!」


という気持ちでした。

③感動のゴールの後は、1分間くらい、達成感と、充実感でいっぱいになるけど、すぐに仲間の状況が気になって仕方が無い。(自分のことは、あまり気にならない)

④仲間がゴールして、合流したあとは、ずっと感動が続いている。(自分の感動よりも、共にチャレンジした仲間との共通体験・目標への挑戦の方が、はるかに感動する)





総括。(あくまでも僕自身の私見です)


①自分自身の限界を超えるためには、仲間の存在は必要不可欠であるということ(ライバルも大事)。

②仲間がいないと、自分の置かれている状態で設定目標を下方修正する可能性がある。仲間とともに目指すと、安易に目標は下方修正できないということ(覚悟が無ければ、限界を超えられない)

③「誰かのため」にがんばると人は限界を超えられるいうこと。(僕がこの途方も無い挑戦を達成することで、家族や、スタッフに勇気を与えたいという、「人の役に立ちたい」という気持ちを発動させること)



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僕自身、この3年間の挑戦で、確信を得たことがある、それは。

①目標達成できるかできないかは、現時点では誰にもわからないということ。だから、「できるかできないか?」という物差しで、目標を設定しないこと。

②仲間とともに、覚悟を決めること。(不退転の決意を持つこと)

③「人のため」「誰かのため」に戦うこと。「自分だけのため」には人は自分の限界を超えられない。(目標を挫折しやすい人は、たいてい、<自分のため>だけの目標設定になっていることが多い。それだと簡単にあきらめちゃう)

④「未来の自分」に徹底的に期待すること。輝く自分をプロデュースしてあげられるのは、現在の自分だから。

⑤自分ががんばっていると仲間もがんばる。仲間ががんばっているから自分も限界を超えてがんばれる。仲間同士で連絡を取り合い、「切磋琢磨」で毎日を磨いて生きる!




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僕は、この挑戦を始める前から、上に述べたような結論になることはわかっていた。
いや、違うか・・・

「頭ではわかっていた」という方が、正しいか。


今回の挑戦で、頭でわかっていることと、体と心で経験したことでは、100億倍の差があることが今回の挑戦でわかりました。


だから、みなさんにもエールをおくりたいし、共にがんばりたいのです。


挑戦に終わりは無い。挑戦には始まりしか無いのです。一歩踏み出すその足が挑戦への一歩なのです。踏み出すか、踏み出さないか。その違いが、人生の輝きの違いとなるのだから。


トライアスロンでいうなら、「1キロ走」であっても、「ウォーキング」であっても、挑戦への一歩であると僕は思う。

その一歩が、自分が描いた未来への道のりの一歩ならば、そこまでの道のりという人生はとてもすばらしい、輝きを放つものになるだろう。充実感にあふれた毎日となるだろう。

そして、その未来にたどり着いたとしても、その先に新しい挑戦は待っていて、また一歩が始まるのです。


さぁ、一歩を共に踏み出しましょう!

挑戦にはさまざまな形がありますので、もし、マラソンや、トライアスロンに興味がある方は、僕たちと一緒に、共通体験をしませんか?
挑戦の先にある世界は、言葉で表されるもの以上のものがありますよ♪


さぁ、共にはじめませんか?