価値観や視野というものを自分自身で広げていくということは、意外と難しい。
それを可能にしてくれるのが、「人と出会う」ということだ。
そして、出会うだけでなく、その人からいろいろな経験や思想を聞かせていただくことで新しい創造が生まれる。
自分にとって、その人脈が有益であるかどうかということを第1義にして人とつきあっていたって、それは自分の価値観の枠の中に納まっているだけかもしれない。
自分にとっての本当の意味での有益無益など、関係を深めるまでわかるわけがないのだから。
自分にとって、苦手な人だったり、第1印象が悪かった人こそ、新しい価値観の創造のビッグチャンスだ!
人は、よく知らないと不安になって遠ざけるものである。
知ってしまえば、意外と仲良くなったりするものだ。
自分から縁を切るのは、愚かな行為である。
飛躍のチャンスを逃し続けていると言っても過言ではない。
愚者は、自分にとって最高の支援者であっても、それをご縁と気づかずにチャンスを逃しつづける。
結果、誰からも支援を得ることができない。
賢人は、「袖振り合うも多生の縁」と考え、どんな方とのご縁も大切にし、結果、多くの方から支援を得ることができる。
そんな二人の人生は、とてつもなく大きな差となるのです。
まさに、そのとおりなんだね。
みなさんなら、どう生きますか?
ちなみに、「袖振り合うも多生の縁」とは、道をすれ違う際に袖が触れ合っただけでも、その人とはおそらく前世からつながっているのではないかと考え、その出会いを大切にするという意味です。
そんな風にいきてみたいですね。