龍馬を追いかけて・・・夏 | 迷えば原点

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医療法人翠章会 すまいる歯科 理事長・山村洋志明が書き綴ったブログです。

みなさんこんばんは。

すまいる歯科の山村でございます♪


昨日・今日とお休みをいただきまして、毎年恒例になっております京都の旅行にいってまいりました。


15歳のころから、年に1度は京都に旅行にいくほどの「京都好き」でして、奥さんの三菜子との初めての遠出のデートも京都でした。


なぜ、それほどまでに京都が好きかというと、「無類の明治維新好き」だからなんですね♪


4年ほど前に、三菜子さんを連れて、付き合いたての頃に京都に旅行に行きましたが、僕の連れて行ったコースが、「明治維新を存分に感じる旅」でして(笑)、言葉にはださなかったけれど、きっと、どん引きだったでしょう(笑)


しか~~~し!


今年はありがたいことにNHKさんで「龍馬伝」が放映されているので、三菜子さんに8か月叩き込んだ知識とともに、再度、「京都・明治維新の旅~龍馬と旅する~」を企画して、行ってまいりました!



まずは、霊山歴史資料館を見学した後、龍馬と中岡慎太郎が眠るお墓をお参りしてきました。

さすがに、お墓で写真はないかと思い、とりませんでしたが・・・



いつも心にすまいるを・・・

この霊山歴史館は、坂本龍馬・桂小五郎・西郷隆盛・高杉晋作・新撰組の歴史や、実際の刀などが展示されていまして、とても見ごたえがあります。

僕的には、もう7~8回行っていますが、何度行っても、心が熱くなるんです。


そして、龍馬のお墓に行って、これからも自分の志を成し遂げるためにがんばると、龍馬と慎太郎に約束していきました。




いつも心にすまいるを・・・

いつも心にすまいるを・・・

そして、次に訪れたのが、新撰組が一躍、歴史の表舞台に登場した有名な事件であります、

「池田屋事件」の跡地に行ってまいりました!


跡地には、なんと居酒屋さんができていまして、その名も「池田屋」さん(笑)

最高です♪


しかも、メニューが面白いんです。



いつも心にすまいるを・・・

左上のメニュー。

「お刺身の5種盛り」なんですが、名前が「船中五策」(驚)


そうなんです。

龍馬が考えて、後藤象二郎に進言した、あの「船中八策」をパロッてるんですね♪


しかも、8種盛りにはできなかったのであろうが、「五策」になっているのが、歴史の重みと、経営の難しさを如実に表している、はかない現実でした(笑)



そして、「池田屋事件」といえば、新撰組に、長州の過激攘夷派が切られまくった事件ですが、その恨みもあって、長州藩がはやまって起こしてしまった戦争が、


「蛤御門の変」(禁門の変)ですね♪


もちろん、行ってまいりました!



いつも心にすまいるを・・・

いつも心にすまいるを・・・

京都の御所にある門のひとつなんですが、今でも、弾痕や刀傷がのこる歴史的にも非常に価値の高い文化財です♪


この「蛤御門の変」で、失脚した長州藩は、その門を警護していた薩摩藩とは、犬猿の仲になってしまうのですね。

無理もありませんね。


そして、その両藩を結びつけたのが、一介の脱藩浪士である坂本龍馬なのです。


やはり、すごい男ですね。龍馬は。



そんな、龍馬が修復不能な薩長同盟を成し遂げた後に、徳川幕府に目をつけられて、襲われた宿が、あの有名な、「寺田屋」さんです。


もちろん行ってまいりました♪



いつも心にすまいるを・・・

いつも心にすまいるを・・・

僕が座っている部屋が、実際に龍馬が襲われた部屋だそうです。

警護の長州藩士・三吉慎蔵とともに、伏見奉行所の役人たちと戦った場所なんですね!


歴史の重さを感じざるを得ません。


伏見奉行所が押し寄せた時に、寺田屋に働きにきていた「お龍さん」が風呂場から、全裸で2階にいる龍馬たちに、危険を知らせたというエピソードはあまりに有名ですね。


そして、↓これが、そのお風呂場。


いつも心にすまいるを・・・


せっかくなので、三菜子さんに「お龍」役をやってもらいました(笑)


いつも心にすまいるを・・・

ここを駆け上がってきたのですね。。。


最高ですね♪




(ちなみに、ものすごい歴史に詳しい方に突っ込まれるとなんですので、ご報告ですが、現存している寺田屋さんは、復元されたものだそうです。鳥羽伏見の戦いのときに、全焼している可能性が高いとのことですが、まぁ、歴史的に価値があるかないかなんて、そんなこと無粋ですね。男はロマンを追いかけるんです。たとえ、復元であっても、龍馬の息づかいは聞こえますから・・・)




そして、最後は。。。



いつも心にすまいるを・・・

あの「近江屋」の跡地です。


そう、、、


あの龍馬と中岡が刺客に襲われて、暗殺されたあの「近江屋」です。



やはり、その土地にくると、なにか特別なオーラを感じますね。



でも、




いつも心にすまいるを・・・

「サークルK」になってました(泣)



もう少し、歴史の重さを感じてほしいですが。。。



まぁ、しょうがないか・・・





いつも心にすまいるを・・・


~最後に~



人にとって大切なのは、


「何のために生きているのか」ということを明確にすることだ。



別に、世の中のためになることが偉いわけじゃないし、

家族のために生きるのも最高にかっこいい生き方だ。



でも、その目的を明確にしなければ、いけない。



明確にすれば、ブレなくなる。




この世の中は、生きているだけでトラブル・苦難ばかりだ。


でも、ブレない強い心を持つことで、苦難に立ち向かう勇気となる。





龍馬は言う。



「私利私欲があるうちは、それを志とはいわないのだ」



僕の心に突き刺さった言葉だ。





龍馬は33歳でこの世を去った。


僕は35歳。






僕が毎年京都にくる理由は、「確認」をしにいくからである。



「志」にブレがないのか?


自分らしくいきているのか?


何のために生きているのか?





今年は、三菜子さんと行くことで、お互いの共通理解や、夢、目標を再確認することができた。





そして、これからも、毎年、龍馬に会いに行きたいと思います。





ありがとう。龍馬。