出牛さんが留学にいらっしゃいました! | 迷えば原点

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医療法人翠章会 すまいる歯科 理事長・山村洋志明が書き綴ったブログです。

みなさん、こんにちは!
岡崎市・豊田市の歯医者 すまいる歯科の山村でございます。


ひさびさのブログの更新ですが、それまでにいろいろとビッグなことがありましたよ!
まずは、3月29日~4月1日までの4日間、群馬県にありますいとう眼科さんから、出牛伸枝さんがすまいる歯科に交換留学にいらっしゃいました!


出牛さんはいとう眼科さんでも中心人物でして、笑顔も最高ですが、その行動力、発言力も大変優れている方なんです。


出牛さんと最初にお会いしたは、昨年の8月の桑名活性化のセミナーの時でした。

最初の印象は、積極的で、笑顔も発言もすばらしかったのですが、年齢的にも若くて、かわいらしい感じの女の子だなって、印象でした。

それからもいろんなセミナーやミーティングで何度もお会いしているのですが、その度ごとに感じが変わってくるんですね。

大人の顔になったという印象なんですね。
顔つきが精悍になっているというか、なんというか。

現実的には、約半年間なので、人間そんなには変わらないはずなんですが、でも、変わっているんですね。
外見が大きく変わっているわけではないのですが、明らかに発しているオーラが違うのです。

約半年間の間、様々な研修に参加して、たくさんの本を読み、発言をすることによって、通常ではありえないような成長の仕方を人はするのだということを、僕は出牛さんをみて、教わりました。

そんな、出牛さんが、すまいる歯科に交換留学に来てくれたのです。

今回で、2回目になるのですが、すまいるのスタッフ達も、なんとか出牛さんにいいものを持って帰っていただきたいと、いろいろ考えていたようです。

一日目から、アクセル全開の研修でしたよ!


出牛さんですが、心理学の勉強もされているので、おもに、初診カウンセリングを担当していただきました。
いとう眼科のスタッフさんのみなさんに言えることなんですが、発言力も素晴らしいのですが、「傾聴」の姿勢が本当にすばらしいんですね。

初診では、痛みをお持ちの患者さんも、その過程や、いままでなかなか来院できなかった理由もあるものです。
ですから、初診の段階では、その悩みや思いを全部はなしていただくのが、大事なんです。

それには、まず、聞き手の姿勢がなによりも大切です。


楽しい話をしているときは、楽しい表情を、
そして、悲しい話をしているときは共感している表情を
相手に示すことで、警戒心がやわらぐのですね。

出牛さんは、そういった表情もまさに、「プロ」でした。

これは、すまいる歯科のメンバーも大いに参考にさせていただいた点です。


二日目の夜は、恒例の「明朋志塾」を開催しました!
この日のテーマは、「人が動き出す瞬間について」です。違った言い方をするのなら、「新しいものを人が拒否するのはなぜか?」という裏テーマがあったわけなんです。

一つのテーマをみんなで意見を出し合い、答えを探していく。

そんな方法の塾でした。

例えば、MDウォークマン全盛の時代、i-podにはだれも見向きもしませんでした。
なぜか?
それは、いろいろあります。
「パソコンで管理するのは難しそう」「アップルだから」「データが消えると噂がある」
「電池がないシステムがあやしい」「すぐ壊れるのではないか?」「MDがあるのでそれでいい」などなど。
機能的には今でもそんなに変わっていないのですが、すごい言われようだったわけですね。
しかし、市場でコアユーザーが使い始めると、すこしずつ、ユーザーが増えました。

そして、ある時点を境に、爆発的なヒットになった。


人は、不安があると、行動しようとしません。

立証されていないことも、想像で悪い方へとイメージしてしまいます。

だから、誰かが、
つまり、パイオニアがその良さを伝えていく。
少しずつでも。


そうなると、ある時点でそれがみんなに認知されて、不安がなくなって、大勢の人が動くようになるのです。

ある程度、動きだすまで時間がかかるということですね。

自分がプロジェクトに関わっていると、すぐに結果を求めがちです。

「なぜ、この良さがわからないんだ!」って。


でも、新しい、革新的なものというのは、最初は認知されにくいのですね。
i-podのように。

良いかもしれないと思っていても、不安要素を並べ立てて、拒否しようとしてしまう。

大切なのは、自分が良いと思うなら、孤独だとしても、初志を貫徹すること。
そして、大勢の人が動き出すには、ある程度の時間も必要だということ。

S字曲線のように。



そんな感じで、みんなの意見をまとめつつ塾では、結論が導き出されたのです。


結構おもしろかったです。


フリートークでしたが、出牛さんもピザを片手に、メモをとるという、すさまじい勉強熱心なところもみることができまして、これまた、すまいるのメンバーの大いなる気づきになりました!

出牛さん、ありがとう!!



最終日は、前日の塾で話題に上がった、お店にいったり、愛知万博の会場にいったりと、盛り上がっていたようです。


最後は、名残惜しかったですが、2日後に知覧で再会できるということもあり、笑顔の別れでしたよ!


来週は、いよいよすまいるのアンパンマンがお邪魔しますが、みなさんで、「かわいがり」お願いします(笑)



本人は、相当びびっとりますが、目がキラキラしているので、大丈夫でしょう。


よろしくおねがいしまぁす!!