クリスマス準備☆クリスマスまで3週間ちょっと。家の中にツリーを飾りました。これは旦那がまだ付き合ってる時に二人きりのクリスマスのために買ってくれたものです。よくみると世界的スターの某ねずみ氏もいます。ファンタジアのマーリン役の頃ですね。スイッチを入れると玉虫色に輝きます。今月はわが家でクリスマスパーティーが3度あります。輝くツリーを見つめながら新しい出会いと手作り料理を楽しんでもらって。。思い出のツリーは今もその輝きが褪せることはありません。新しい明日を照らします。
宇宙戦艦ヤマトの試写会宇宙戦艦ヤマトの試写会に行ってきた。思ったより良かった。ストーリーは、アニメ映画の「さらば宇宙戦艦ヤマト」を下敷きにしているが、対戦相手は白色彗星帝国ではなくて、なじみのあるガミラス帝国に変えてある。当時「大人の事情」で二種類あった結末のどちらでもなく、強いて言うなら中間をとったような終わり方。キムタクが四十近くなっても変わらずキムタクであることが、十歳以上年下であろう若い部下たちとの掛け合いを恥ずかしすぎるものにしているが、そのシーンをぐっと乗り越えれば、なかなか見応えのある映画だったと思う。まず監督が「三丁目の夕日」を撮った山崎監督で、昭和の良さや雰囲気を知っているところが映画の質を保つことに貢献した。今では言葉にすることもない、「友情」、「愛」、「誠意」といった感情がシーンのあちこちに散りばめてあり、脇役に至る登場人物の全てに物語が与えられ、それが伏線となって後半に回収されていき、結末へと集約する手腕は見事だと思う。「キムタクと愉快な仲間たち」という構図にしなかったところに、監督の個性と映画の勝算があったと思う。(ヒットするかどうかは知らないけど)アニメ制作当時は、制作者が戦争を体験した親に持つ子供の世代だということで、戦争のリアリティがある分、やや軍国主義な面が見られた。例えば、アニメ版での圧倒的な軍事力を持つ敵の艦隊に向かう微弱な一軍艦という構図はそのまま太平洋戦争のそれに当てはまるし、力の差を実感した古代進が絶望にくれているとき、沖田艦長の亡霊がささやく。「まだ命という武器があるじゃないか。」この言葉を胸に犠牲的精神を発揮して、敵の大艦隊に体当たりで向かう古代の姿は特攻隊を連想させる。この辺りを現代に再現しても視聴者には伝わりにくい。「他人のために自分を犠牲にする美しさ」を共感できないからだ。だが命と引き換えにしないにせよ、友情とは本来自分よりも他人を大切にする部分によって成り立つ部分が多々ある。そのあたりのさじ加減がうまくはかられていたと思う。戦渦によって登場人物が死ぬたびに、胸が痛んだのは制作者の勝利だろう。またガミラス帝国の生命体を、疑似生命の形にしたことがよかった。原作では顔が青い以外は人間に酷似した容姿で、(しかもなぜか日本語を流暢に話す)それを再現していたら、あきらかにコントに成り下がっていただろう。戦う敵の姿が固形ではなく、認知できないものにしたところが話に広がりを持たせた。キムタクには等身大の木村拓哉としてもう少し成長した役を演じてほしいという気持ちがあるが、ミッキーマウスのように「永遠の20代」で通すのかもしれない。彼の存在が映画を危うくもし、彼でなくては成立しなかったような、不思議な存在感をはなっている。つまりはアニメ向きのキャラクターなのだ。結末には賛否両論あるかもしれないが、わたしにとってはひとつの言葉の発芽につながった。ヒーローとは、最初で最後の犠牲者のことだということを思ったエンディングだった。カップルで観賞するより、親子連れで観賞した方がいい映画かもしれない。
美しい世界 viva la vida相模女子大にて講演があり、美帆シボさんにお会いした。美帆さんは平和活動家であり、作家。今回のテーマはジャン.リュクスという名のアーティストが残した巨大なタピストリーによる連作についての講演。平和は素晴らしい。それは確かだ。だけどこの台詞を言い続け、人脈を築きながら世界の人々へ発信していくのは並たいていのことではない。芸術家であるリュクスは具体的な事は一言も発しず、巨大なタペストリの構図を考え、美しい色にこだわり、芸術品の中にすべてのエネルギーとメッセージをこめた。本分を果たす事で、世界へとメッセージを発信したのだ。本当に伝えたい事は言葉では伝わらない。それはイメージで伝えるものだ。そうして投げかけられたイメージが受け取った人の血肉を通して臓腑に落ちるとき、その人にとって彼のメッセージはすでに自分の物と同化している。私は日々好きな本を読み好きな仕事をし好きな物を食べ好きな人と暮らして眠っているが、そろそろ世界を次世代に明け渡す事を考えなければならないのではないかしら。それも、できるだけ無傷に、美しいままで。美帆さんと一緒に居ると、ついそんなことまで考えさせられてしまう。美しく尊敬すべき先輩である。http://www.mammo.tv/interview/archives/no238.html戦争の事をもっと能動的に知り、世界の奥行きの広さを実感しよう。積み重ねてきた時間の層の厚さと重みを知ろう。現代は現代のみ切り取られた世界ではない。そしてわたしたちだけのものでは、決して、ない。