モロッコ出張前に、業者さん達とやり取りをし、サンプル作りをする一週間の末に、今朝方未明に飛び込んできた知らせ。
マラケシュから南西に70キロ程下ったAl Haouzを震源地とするマグニチュード6.8の地震発生。
ちょうどこの後の朝一便でマラケシュに向けて発つ友人二人がいた為、LINEで直ぐに連絡を取りました。
フライトキャンセルは無く、
ちょうど搭乗したところでした。
その後、仕事でお世話になっている業者さん達に日が明けた頃合いを見て安否確認。一人を除き、皆、無事でした。
一人だけ連絡が取れず。
刻々と増えてゆく死傷者。
現時点(9日21:30)で亡くなった方は1300人を越えたそう。
ご冥福を祈るばかりです。
報道は被害の大きな地域、痛ましいシーンのみを流す為、それがあたかも全てのような印象となるのは残念。
冷静に考えると。
本来、モロッコは地震発生のリスクがある国。
しかし、耐震強度のある建造物がいかほど存在するのか。
今回、最も大きな被害となったAl-Haouz州。
この地域に類似したアトラス山脈の山岳地帯の村を訪ねたことがあります。石造りの建物の内部構造は不明ながら、地震が無いからこうした建物が存続出来るのだろうな。。。と思ったことが思い出されます。
そう比較してしまうのは地震大国である日本に生まれ育ち、小さな頃から避難訓練を受けてきた日本人であるが故に思うこと。
今回の地震で、モロッコが実は地震発生のリスクがある国であることを知りました。
素人目にも耐震強度があるとは言い難い家屋。
たまたまこれまで、大きな地震の被害に遭わずにきたけれど、遂に今回、崩壊をしてしまった。
数字がその現状を物語っているように思えます。
マラケシュ市内の古い建物、脆弱な普請の建物は崩壊しているそうですが、街中至る所では無いという現地からの友人や知人からの連絡が入っています。
皆がパニックになる気持ちも理解できます。
地震を経験したことが無ければ、経験していても、
怖いし、咄嗟に適切に行動出来るだろうか。。。
全く地震を経験したことの無いフランス人女性が、インタビューで、世紀末のような例えをしながら、マラケシュから命からがら逃げて来たようなことを発言していました。その気持ちもわかります。
その一方では、地震があろうと、怪我なく、穏やかに生活をしている人達もいます。
生きる為に日々の生活を送る人達はいる。
残念ながら、そうした生活の様子は報道のプライオリティにはならず。
マラケシュのリアドでは予約キャンセルが始まったそうです。コロナ禍のようなロングランな鎖国状態にはなら無いだろけれど、またしても、しばしの間、ツーリストを遠ざける状況になる様子。気の毒な話です。
13日からのモロッコ出張。
予定していたことが不可ならば日程変更。
可能ならばやる事をやってくるつもりです。
明日はその確認に追われる日曜日になりそう。
話が少し逸れますが、
パリでテロが起こった後の帰国で、
「無事だったんですね!!!」
私の顔を見るなり、何人の人に言われたことか。
パリは火の海、テロの巣窟と思っていた人達の前に、元気に登場した私に驚いている姿に私は驚いた。笑
コロナ禍の2021年11月の帰国時、
コロナが蔓延するフランスからの帰国者は恐れられていました。。。
あの時、フランスでは頻繁に検査を出来る状況で、
実際にしていたし、
未感染状態を維持していても(現在までも 笑)、
報道が与える印象による認識の不足や、誤りは否めず、
居心地の悪さを感じたものです。
報道が非常事態優先、安全確保の為の情報提供を優先するのは最もながら、
それが全てとは判断せず、
現地生活者の生の声を必ず聞くこと、
可能な場合は科学的データを参考にするなど、
自分なりの確認方法を大切にしています。
朝一でマラケシュへ発った友人二人。
結局、宿を替えることになりました。
変更後の宿で快適に過ごしているそうです。
何よりです。