今日は埼玉県川越市にある城西川越中学校に行ってまいりました。西武新宿線本川越駅からスクールバスで20分ほどで学校に到着いたします。昨年のレポートはこちらをご覧ください。
はじみに校長の田部井勇二先生のご挨拶がありました。先生は校長になられて4年目、城西川越に来て41年目とのことです。中学校が開校して27年目ですからその時から関わってこられたわけです。「報恩感謝」を校是とし、「心豊かな人間の育成」「個性・学力の伸長」を教育方針に掲げている学校ですが、それを「21世紀でも変わらぬ羅針盤」と捉え実際の指導の基本に置いているとのお話でした。先生が中高生のころの思いや、若手教員だった時代の様子も取り混ぜて、大変有意義なお話を伺うことができました。
そのあと9月より入試広報部長に就任された渡辺先生から具体的な説明がありました。
①「顔の見える進路指導」を可能にする教育環境・・・学年の生徒数は中学約70名・高校約270名で、高校の教員１人あたりの生徒数は13人(県立高校は16人)です。
②特別選抜クラスと総合一貫クラス・・・特別選抜クラスは「7時間目授業の実施(部活動終了後17:40~18:30)」「外国人教員の副担任制」「中学３年次の３学期海外ターム留学(オーストラリアのアデレードへ５週間)」が特長です。総合一貫クラスは「部活後の課外講習(17:40~18:30)」「ITCを活用したプレゼンテーション」「コミュニケーション能力の強化」を行っています。
③大学合格実績・・・国公立33名・早慶上理30名・GMARCH102名・医歯薬学部32名で、現役大学進学率は69.2%・現役大学合格率は86.5%でした。
④学習フォロー・・・「授業(6時間目15:30まで)➡︎部活動(16:00~17:20)➡︎授業・補習、特別学習会(17:40~18:30)」で、部活動を大切にしながら、学習面での対応もしっかり行っています。
１時間ほどの説明会でしたが、学校の取り組みがよく理解できる有意義な会でした。