表題の楽曲を金管八重奏版(Trpx3 , Trbx3 , Hrnx1 , Tubx1)のアレンジをし、ミュージック・ベルズさんより出版いただきました。
久しぶりの出版です。ハンガリーの作曲家 コダーイのオペラ作品で、これに基づく組曲を更にアンサンブルコンテスト用に抜粋して金管八重奏にアレンジしました。
原作はハンガリーの詩人ガライ・ヤーノシュが書いた叙事詩で、荒唐無稽な冒険談を描いています。今回は第4楽章「戦争とナポレオンの敗北」、第6楽章「皇帝と廷臣たちの入場」から一部カットしてまとめました。アンコン用にカットという名目で、木管楽器や弦楽器主体の指回しが大変な部分をカットして金管楽器でも無理のないようにしてみました。。。。
組曲ハーリ・ヤーノッシュは元々は管弦楽の作品ですが、吹奏楽版にもアレンジされており、2000年代初め頃までは時々コンクールの全国大会でも演奏されてきました。親しみやすいメロディーと緩急織り交ぜた構成、最後は一気に畳みかけるような激しく華やかなエンディングは聴衆を飽きさせることなくアンサンブルコンテストのみならず、コンサートにも適しています。
Youtubeでブラスアンサンブルの演奏動画を探しましたが見当たらず(どなたかご存知の方いらっしゃったら教えてください!)、もしかして、これがブラスアンサンブルでは初版?なんて思っていますが、演奏していただきましたら是非Youtubeにアップしてくださいませ。
【参考音源】
◆金管八重奏版(私がアレンジしたMIDI音源)
◆オーケストラ:hr-Sinfonieorchester – Frankfurt Radio Symphony
◆吹奏楽:島根県 大社町立大社中学校