循環器内科医の健康広場 -7ページ目

循環器内科医の健康広場

医食同源。食と、医療、健康、ダイエット、、、に関することが主なテーマです。

おはようございます。布施淳です。

仕事における通常業務の場や、教育の場、日常生活で、様々な男女のコミュニケーションスキルを目にします。

男女ともに素晴らしいスキルを有している人はいますが、全体的な傾向は男性よりも女性が優れていると感じます。

そんな、「何となく」をこの本で腹落ちした感じです。10年以上前の大ベストセラーですが、今更読みました笑。

全く古さを感じさせません。


話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く/主婦の友社
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.生物学的に女性は男性に比し、視覚においては、周辺視野がより広く、その他、聴覚、味覚、臭覚も相対的に優れているそうです。女性は周囲から、絶えず優れた五感で情報を取りこみ、分析しています。

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右脳と左脳の橋渡しとなる脳梁という部分が女性のほうが男性より太く、左右の連絡が1.3倍優れているというデータもあります。左右の脳のあいだで情報をすばやくやりとりできるので、言葉をはじめとする、五感から取り込んだ様々な信号を統合し、解釈することができます。更に、女性の脳は、同時にいくつもの作業をこなすことができます。一方、男性は一度に一つのことしかできません。
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女性は、敏感に取り込んだ情報を、得意のおしゃべりスキル笑でアウトプットします。優れた感性はアウトプットにも生かされ、非言語コミュニケーションスキルにも長けています。ただ、論理的表現はむしろ男性のほうが得意かもしれません。
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持って生まれた脳の機能や構造に大きな性差があることが、この本には丁寧に記載されています。
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観察力や会話力といったコミュニケーションスキルは、もちろん訓練で向上することはできますが、持って生まれた能力や、性差の影響も大きいということです。がっかりするほど、スキルの低い男性が目につくことが多いですが、仕方ない面もあると思わざるを得ません。
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向上すべく、コミュニケーションスキルの理論的なことは学んでも、頭でわかっていても、それをうまく実践できない男性も少なくありません。自分も含めてですが苦笑。
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太古の時代から、狩猟をし、戦士であった男性は、そのDNAを脈々と受け継いでしまい、今もなおコミュニケ-ションスキルが低い状態ということです。そんな状態で今の社会を生きることは結構辛い面もありますよね笑。
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ということで、最近は、女性の持って生まれた高いコミュニケーションスキルを観察し、少しでも盗めることはないか、と意識することを心がけています笑。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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おはようございます。布施淳です。


夏の蒸し暑い夜。。。

深夜、当直中に救急外来に搬送された40代男性。

ご本人の症状は「動悸」。脈が乱れて、飛んで、速い、とのこと。

心電図を記録してみると、心房細動という不整脈でした。

ある公共交通機関の保守業務であり、暑い場所での肉体労働という感じのようでした。

彼の作業服、Tシャツは汗でぐっしょり。。。。。。土砂降りの雨の作業のような濡れ具合苦笑。

作業中、水分補給をあまりしていないようでした。


脱水を契機に不整脈の発作がでたものと推測されました。

もはや言うに及びませんが、夏の時期は、熱中症、脱水には気をつけなければいけません。

個人の注意も勿論ですが、職場として、きちんと水分補給等の規律を定めておくことが重要かと感じました。

この方、涼しい外来で補液(点滴)をしていたら自然に不整脈は停止し、正常調律に回復。動悸の症状も消失しました。


深夜で、他に患者もいませんでしたから、点滴中、救急外来の研修医や看護師、そしてこの患者さんとちょっとおしゃべり。交替制勤務や夜勤、って身体に悪いっていう話題。

交替制勤務者は、睡眠障害、胃腸障害、生理不順、流産、肥満、高血圧、糖尿病、脂質代謝異常、心筋梗塞、脳卒中、乳がん、前立腺がん、といった病気や病状に陥る確率が相対的に高くなることが、数々の疫学研究等から示唆されています。

このブログでも以前少し触れましたね。http://junfuse.com/140907nightworker/


研修医(女性)、看護師(女性)は、特に乳がんの確率が上昇することにインパクトがあったようでした。

彼女らは、当然医師として看護師として交替制勤務をこなしている立場ですが、そのようなデータがあることを知らなかったようでした。

現代の社会の構造上、夜間に勤務する人間を無くすことはできません。

ちなみに、少し古いデータですが、夜間就業者の多い業界は順に、エネルギー産業、飲食宿泊業、製造業、運輸業、医療福祉、、、、といった感じだそうです(H17 厚生労働省 就労条件総合調査)。

少なくとも、事業者は、勤務者たちに、交代制勤務や夜勤が身体に悪影響を及ぼす可能性があり、乳癌はじめ、上記のような身体的異常を来す確率を若干増加させるという情報を提供する場を作らねばなりません。

もしかしたら、入社時のオリエンテーション等で説明されているのかもしれませんが、伝わっていなければ、伝えたことにはなりません。

職場の問題点を幾つか感じる、そんな、こんなの、夏の救急外来の一場面でした。


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おはようございます。

一般的に、男性に比し女性のほうがおしゃべりです。なんとなく、誰もが思っていることですが、それを客観的に評価した研究もあるそうです。へえ。

先に触れたこの本の記載。


なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略 (幻冬.../幻冬舎
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とある研究では、男性が1日に発する単語数は平均7,000語なのに対し、女性のそれは2万語だそうです。これには、脳内のFOXP2という蛋白との関与が疑われています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/FOXP2


単に、「女性はおしゃべり」というのは、遺伝子レベルの根拠があるのかもしれないのです。

女性は、おしゃべりすると脳内ドーパミン(いわゆる快楽物質)が分泌促進され、また、1日に発する単語が6,000語を下回ると、脳のストレスを自覚しやすくなるとのこと。

「おしゃべりでストレス解消!」という、よく聞く通説の、まさに客観的な証拠になります。


先日、京都に行った時に乗車したタクシーの運転手さんは、男性でしたが、かなりおしゃべりでした。タクシー運転手は、かなりストレスの多い、病気になりやすい職業ですから(これについてはいつかまた触れたいと思います)、おしゃべりによるストレス解消は、彼らの健康維持において、重要な要素かもしれません。

おしゃべりな男性も、そうでない人よりも、FOXP2蛋白の関与が大きいのかもしれません。


医師として接する患者にも、おしゃべりな人、そうでない人、様々な人がいます。

外来で問診中、あるいは心臓カテーテル検査中など、おしゃべり、、というか、言葉数が著明に多い人が、時々見受けられます。機関銃のように話し続けたり。。苦笑。

もちろん、自分の身体的不調のことを少しでも医師に伝えたいために、言葉数が多くなるのは容易に理解できます。

そして、それらの人は、多くの場合、「不安」の強い人です。自分の身体に大きな不安を抱えており、それによるストレスを顕著時自覚されている方です。

言葉を多く発することで、脳内ドーパミンの分泌が亢進され、ストレス少しでも緩和する、という一種の生体防御反応なのかもしれません。


無口な人、おしゃべりではない人、には大まかに2種類あるかもしれません。

一つは、本質的に無口で、会話もしたくない、人嫌い、一人でいたい、静寂が好き、という人。

もう一つは、おしゃべりは、決して嫌いではないけれど、何を話して良いかわからない、話すネタがない、、、という会話において不器用な人。不器用さを隠すために、人嫌いを装う、敢えて一人でいるとか、会話の場を避ける。

後者は、ストレスが溜まりやすくなるかもしれません。

前者のような人は、本当に存在するのでしょうか。


先の本の記載でなるほどと思ったこと。

男性は理論的な話、結論のある話、意味のある話、、といった会話が好きで、あまり内容のない話しは時間の無駄と感じたり、あまり好みません。

女性は、どうでも良いような話、結論などない、意味ない( 笑)話が割と好きだそうです。


無口な人、おしゃべりでない人は、男性に多いですが、「意味ある話でなければいけない」と思い過ぎて、話すことに気負いすぎなのかもしれません。

自分にも当てはまる話です笑。


このブログも、気負わず、意味ない話をづらづら書いてもよいのかもしれません笑。


といことで、結論なく、なんとなく終わります笑。


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おはようございます。布施淳です。

本は「題名」が購入意欲へ大きく影響します。

その意味で、なかなかインパクトのある題名の本です。つい、アマゾンでポチっとしてしまいました笑。

「夫婦」という視点で、男女の相違を分析しています。
男女が如何に異なった生物かを説明し、如何にうまくやっていくか、を男性の視点で提案してくれています。

男女の行動パターンや、会話のパターンは全く異なりますし、それは脳の構造や遺伝子レベルのもののようですので、ほぼ普遍的なものとなります。

従って、互いにその相違を理解し、受け入れることが、長期に渡りうまくやっていくコツになります。

ちなみに、この本では結婚についてこんな記載があります。なかなかインパクトあります笑。

「すべての結婚は間違いである。若い時の男性・女性ホルモンの過剰分泌によって気がおかしくなって結婚に至るのである」


さて、この本で印象的だったのは「女性の強さ」です。

男性は女性に比し、腕力に優れており、従って狩猟を含め肉体労働的な面を担ってきました。その流れで「男性は強くあるべき」と考えられてきたわけです。しかし時代は大きく変わり、機械化やIT技術で、今や「腕力」の必要性は乏しくなってきました。

頭脳労働が主で、かつコミュニケーションスキルが重要になってきています。気配りや繊細さ、緻密さ、会話力、共感性、、このような能力が重要な時代です。一般的には、男性よりも、女性が優れていると言わざるを得ません。

精神的タフさも男性より女性が上回ります。一例は、男女の別れの後の感情。男性は意外とセンチメンタルで、別れた彼女を「思い出」としていつまでも心に残しています。ひとによってはウジウジ、ひきづります。女性にはそのような感情はなく、「完全削除」笑です。

肉体的にも、男性が剛健と思われますが、実はそうでもありません。ご存知のように長生きするのは女性です。身体を保護する様々な作用のある女性ホルモン。肉体的にも、男性より女性が優れており、生物的にも主流は女性とのことです。男性は、女性の種の保存のための使い走りです笑。


ということで、頭脳的、精神的、肉体的にも、実は女性のほうが男性より優れており、社会の流れとともにその強さは更に顕性化してくると思われます。女性の時代です笑。近年「草食男子」という言葉も産まれましたが、これは男性が女性と共存し、この世の中を生き抜くために生み出した生存戦略の1つではないか、という考察には感銘を受けました笑。


「男性が強い生き物」「男性は強くあるべき」「男だからしっかりしなさい」「男のくせに、、、」など、男が強いことが当たり前、大前提、という概念がありますが、それらは、単なるパラダイムであり、この本はパラダイムシフトを主張しています。


まあ、夫婦に限らず、男女のコミュニケーションには役立つ本です。

これまでも、同様の類書は色々出版されているようですので、読んでみようかなと思いました。

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おはようございます。布施淳です。

世の中、禁煙の場所が少しづつ増えてきていますが、全くまだまだです。

禁煙の場所が増えて、新たに気になる問題が、「喫煙室」です。

駅の構内やビル内に見かける、喫煙専用の小さな部屋です。部屋の換気システムの程度によりますが、煙が蔓延して、劣悪な環境です。PM2.5も満ち満ちていることでしょう。喫煙者たちにとっても流石に気の毒なほどです苦笑。

喫煙ルーム

そして、その劣悪な環境は、非喫煙者にもふりかかってきます。三次喫煙というやつです。

喫煙が身体に悪影響を与えます。 → 一次喫煙

副流煙も非喫煙者に身体的悪影響を与えることが示唆されています。→ 二次喫煙

劣悪環境の喫煙室に入っていた喫煙者の服などにタバコ臭が付着し、喫煙室から出てきた後も、周りにタバコ臭を撒き散らす、これが三次喫煙です。新幹線乗車中に隣の客が喫煙室から戻ってきた際には、著しいタバコ臭を感じることが多々あります。

このタバコ臭は、すなわち、残留タバコ成分です。これを総揮発性有機化合物(TVOC)として定量化することが可能だそうです。

例えば、こんなサイトに説明が出ています。

http://create.iri-tokyo.jp/results/vocguide/index.html


喫煙室に5分いるだけで、服や身体に付着した総揮発性有機化合物(TVOC)は、入る前の値の6倍ほどに増加したというデータがあります。

喫煙後も、喫煙者の身体から、微量ではありますが、タバコ煙粒子からガス状有害物質が揮発しているということです。

三次喫煙による、身体への悪影響は明らかではありませんが、いわゆるタバコ臭は周囲の人に不快な気分を与えることが少なくありません。

喫煙室は喫煙者自身にとっても、非喫煙者にとっても、望ましいものではありません。廃止の方向で進めてほしいものです。


喫煙室を利用する方も、ご自身の服や身体に付着した臭いのことを意識して頂きたいと思います。

臭いは、自分ではなかなか気づきません。

香水や、体臭、おやじ臭( 苦笑)などもそうですよね。



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