循環器内科医の健康広場 -13ページ目

循環器内科医の健康広場

医食同源。食と、医療、健康、ダイエット、、、に関することが主なテーマです。

おはようございます。布施淳です。

http://junfuse.com/150423/

「笑い」による心身への好影響は数多く報告されています。

副交感神経優位、免疫力増強、病の自然治癒力向上、自殺予防、長寿、苦痛緩和、幸福感向上、自己肯定感向上、、、。

「幸せだから笑う」というよりは、「笑うと幸せになる」とも言われています。

「笑い」を習慣化することで、心身ともに健全に過ごせるということです。


一方、「運動」による心身への好影響は誰もが異論のないところです。

日常の中で「運動」を測定する目的で使われる物のひとつが「万歩計」です。


「万歩計」で運動を測定するごとく、「笑い」も測定できれば、健康のひとつのバロメーターになります。例えば、「今日は8000歩歩いた!」のと同様に、「今日は、2時間笑顔で過ごせた!」という感じで、笑顔で過ごせた時間を測定できれば良いですよね。


前回触れた本に、その「笑い」を測定する試みについて記載されています。

人はなぜ笑うのか―笑いの精神生理学 (ブルーバックス) 

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筋電図という、筋肉に流れる微量の電流を測定する機器を利用し、表情筋(大頬骨筋肉など)の活動を測定することにより「笑い」を測定する方法があります。

さらに、その筋電図に加え、呼吸状態や、脈拍、体動、音声なども同時に評価する「ポリグラフィー」という方法もあります。

いずれも、「笑い」をより客観的に、かつ、定量的に評価出来き、大変貴重な情報となるわけですが、顔面に筋電図を測定する「電極」を装着する必要があります。医療機器として医療機関で活用する方法はあるにせよ、一般市民が「万歩計」のように日常の中で気軽に活用することはできません。


もっと気軽に測定する方法はないでしょうか?


思いつくのは、デジカメの笑顔感知機能です。

【参考】http://ednjapan.com/edn/articles/0901/29/news146.html

この技術を使えば、より簡便に「笑顔」を測定できるかもしれません。


検索してみたら、医療機器メーカーのOMRONがこんな製品を出していました。

リアルタイム笑顔度センサ スマイルスキャン

http://www.oss.omron.co.jp/products/smilescan.html


目の前に置いたタブレットのカメラ機能で、自分の顔を写し、笑顔度をチェックします。笑顔度とは、笑顔の質を表したもののようで、満面の笑みは100%ということです。ビジネス用という位置付けのようですが、このようなシステムをスマートフォンのアプリとして応用し、個人として利用できるようする方法はあるでしょう。そして、連続的に顔をスキャンしていれば、1日どのくらいの時間を笑顔で過ごせていたかも測定可能と思われます。

デスクワークの人なら、自分のスマホをデスクに立て掛けるように置いて、カメラで自分の顔を持続的に映るようにしておけば、自分がどの程度の時間を笑顔で過ごしているか、という情報が得られるわけです。例えば、笑顔でいた時間が、全時間の10%だったとか、20%だったとか、定量評価ができます。そんなアプリ、ありますかね?検索してみましょう。

ただし、動き回る仕事の人は、難しいかもしれません、他の方法を考えましょう笑。

ウェアラブルデバイスの発展が著しいですから、いろいろな方法が開発されるかもしれません。

【参考】ウェアラブルデバイスで幸せ測定 http://junfuse.com/140815wearable/



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おはようございます。布施淳です。

http://junfuse.com/150422/


仕事上、御年配の御夫婦と面会することが少なくありません。月並みですが、よく感じることは「顔が似ている夫婦が多い」ということです。

長年連れ添った夫婦は似てくる、とよく言いますが、うなづく事多々。

野村監督

芸能界では野球の野村監督夫婦が典型例として思い浮かびます。

「同じ物を食べて、同じような生活をしていると似てくる」と漠然と考えていましたが、よく考えると、あまり納得できる理由ではありません。

この本を読んでいたら、腑に落ちる記載がありました。20年も前の本ですが笑。

人はなぜ笑うのか―笑いの精神生理学 (ブルーバックス) 

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「われわれは他人の笑顔を見ると、自然に自分の顔のほおの筋肉が動くし、怒った顔を見ると口の周囲の筋肉が緊張する。この結果、接触の多い人の表情はたがいに似てくることになる。」

表情を作っているのは、顔を構成する「筋肉」です。ちなみに、笑顔を作るのに主に活躍する筋肉は、大頬骨筋、眼輪筋です。その他、皺眉筋や口角下制筋、 口輪筋、 おとがい筋、上唇挙筋、笑筋などが関与するそうです。

顔面筋肉グレイ

(グレイ解剖学イラスト)

日々対面していると、互いに同じような表情をすることになります。上の本の記載のように、一方が笑顔なら、他方も笑顔になりますし、一方が怒ると、他方も怒ります。一方が不愛想な表情なら、他方も無愛想な表情になります。楽しい話をしていれば双方の笑顔があふれますし、喧嘩をしていれば互いに険悪な雰囲気になります。当たり前の話です。

「相手の表情は、自分の鏡」なわけです。

当然、同じような表情を長年重ねていれば、顔面の筋肉は同じような発達をします。

毎日、二人が同じメニューで筋トレをしていれば、同じような体型になってくる、ということです。

長年の日々の顔面筋の「筋トレ」が、夫婦の顔つきが似てくる原因ということです。


結局、自分として腑に落ちたポイントは2点。

① 対面者は同じ表情をする頻度が多い

② 表情を作るのは筋肉

です。この2点がつながり、腑に落ちたわけです。なんか、すっきりしました笑。



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おはようございます。布施淳です。

http://junfuse.com/150419/


仕事でも、仕事外でも、スピーチやプレゼンテーションを拝聴させて頂く場面が多々あります。見習うべき素晴らしいプレゼンをして下さる人もいれば、反面教師と考えさせていただく人もいます。

ひとのプレゼンを拝聴させて頂く際に、最も感じる頻度が高い「気になる点」は「えー」とか「あのー」「えーと」といった、意味のない言葉が多く挟まることです。

これは、プレゼン慣れしていない人ほぼ全てに発症するかのような、「common disease」です。

しかも、病識のない人が多いです。全く自分で気づかないうちに、ワンセンテンスの中で10回ちかくも「えーと」とか言ってしまったりしています。これは深刻な事態です。

他人事ではありません。僕自身も、気をつけているつもりですが、病に陥っているかもしれません、油断できません。

気をつける以外に、具体的対策はないのですが、この本には、少しだけ具体的な対策が記載されています。

TEDトーク 世界最高のプレゼン術

ジェレミー・ドノバン (著), 中西 真雄美 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/dp/4105064916/

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抜粋します。

多くのスピーチに、言葉の間を埋める言葉(filler words)、いわゆる「間もたせの言葉」がはびこってしまっています。「間もたせの言葉」の蔓延を防ぐには、”一気に話し、適度に間を置く”テクニックが有効です。

間を置くことで、話の流れに区切りをつけます。間を上手に取ると、「間もたせの言葉」が減るだけでなく、自制の利いた人物というオーラが醸しだされます。わずかな沈黙によって、次に話すべき考えをかき集め、それを組み立てる時間が生まれます。

話し手のメリットばかりでなく、間を置くことによって、聴衆にはいま聴いた内容を頭のなかで整理する時間が与えられます。

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普段の日常の会話、普段の上司への報告、普段の会議での発言。そんな日常から、意識してfiller wordsを口に出すことを避ける習慣を実践することが重要と思います。日常の中で、「えーと」といった言葉を耳にしたら、お互いに指摘しあう文化をつくるのも良いかと思います笑。



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http://junfuse.com/150416/



昨日、トイレのお話がでました。

トイレで手を洗わない清掃業者 http://junfuse.com/150415/

トイレとは、基本的には一人で訪れることが多く、従って、他人の存在がなく、他人の目がなく、外的影響を受けにくく、その人の考え方や価値観、性格が出やすい場所と言えます。
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さらに、排泄行為は人間の本能的な行為であり、その分、その他の本能的行動も出やすい環境でしょう。トイレでの行動というのは、その人の根源が現れやすいのです。
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ですから、トイレで手を洗わない行為というのは、その人の根源的な感覚が反映された行動と解釈しています。
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ついでに、昔から感じている自分にとってのトイレの話。
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日々、様々な人とのコミュニケーションを余儀なくされます。それはそれで素晴らしいことなのですが、たまには一人になりたくなる時間、ありませんか?
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僕はあります笑。
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そのような時にどうしますか?
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日中、人との関わりから一瞬でも遠ざかりたい時に、ごく身近に存在する、相応しいスポットの1つ。
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それが、トイレです笑。
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個室に入れば、それは自分だけの空間です。
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用を足し、身体から不要な物を排泄するとともに、 一人になること、即ち雑多な要素から遠ざかることで、心も清らかになります。
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日常生活において、トイレとは心身にとってのオアシスです。数分間で心身の充電をすることができます。
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数分間とはいえ、社会からの隔絶。
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一人の世界を作るのに良い場所です。
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一人で思いに馳せる良い環境です。
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でも、長居は避けましょう笑
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皆の場所ですから、綺麗に使いましょう笑



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トイレ個室

おはようございます。布施淳です。

http://junfuse.com/150415/

新年度で、新人の加入等で皆様の職場も混乱しているものと思います。自分の施設も然り。仕事の効率は下がり笑、教育の必要性は増し、おまけに、患者も多く、結構忙しい毎日でございます。目先の業務に時間が忙殺されていきます。。。。

先日、病院のトイレで目撃。
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院内の清掃業の方が、トイレで用を足した後、手を洗わずに出て行きました。「え゛ー!?」思わず目を疑いました苦笑!
施設を綺麗にする役割の人が、自分の手指を綺麗にすることを怠ったということです。
「綺麗にする」ことに対する姿勢に疑問を抱いてしまう行動です。従って、その人の日常の仕事の質に不安を覚えざるを得ません。
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このようなことは他人事ではないとも思いました。
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医師が喫煙していたり、暴飲暴食していたり、肥満体型だったり、、、このような姿を患者が見たら、どのような思いを抱くでしょうか。患者の健康管理に携わる人が、自分の健康管理におざなりになっている、と思う人もいるでしょう。その医師の仕事の質に不安を覚える人がいてもおかしくありません。
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上記の、清掃業者の手指清潔への姿勢は、「医師の不養生」と同類です。
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医師として、患者の信頼を得るためには、自分の健康管理にも気を使う必要があると感じた出来事でした。どこで誰に見られているかわかりません笑。
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ついでですが、医師がトイレで手を洗わずに出て行った場面も目撃したことがあります。これは論外です!!苦笑。「感染症」の予防には「手洗い」が極めて重要です。そのような医師が、良い感染症治療をできるはずがないと思ってしまいます。感染症の診療は、どの科の医師にも要することです。
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トイレ


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