最近、アメリカのNetflixでは
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』が
「今日のベストテン」に連日ランクインしています。
今日は4位にランクイン!
シーズン5公開直前なので
予習や復習として観ている人が多いのかもしれませんね。
ただ見てるだけでもワクワクするこのシリーズですが、
実はこの作品には、願望実現や心の仕組みを理解するのにピッタリな例えが隠れています。
名ばかりの「パパ」に支配されていたイレブン
物語には、超能力を持つ少女イレブン(Eleven)が登場します。
彼女は生まれてすぐ本当の親から引き離され、超能力研究所に閉じ込められて育ちました。
研究所の責任者であるブレンナー博士は、イレブンたちから「パパ」と呼ばれていますが、
彼が与えたのは愛ではありません。
あるのは服従と監視。
子どもたちは「怒らせてはいけない」「従わないと見捨てられる」という恐れの周波数で生きています。
それでも彼らは本当の愛を知らないため、この歪んだ関係を“当たり前”として受け入れるしかありませんでした。
逃げ出した先で初めて知った「嬉しい・楽しい・安心感」
ある日、イレブンは研究所から抜け出し、
少年マイクとその親友たちと出会います。
彼らが向けてくれるのは、
・守ってくれる優しさ
・信じてくれるまなざし
・ともに笑い合う時間
つまり彼女が生まれて初めて感じる「高い周波数の感情」です。
「嬉しい・楽しい・安心する」
この波動の中にいる時、イレブンの能力は恐れではなく“愛”のために働きます。
人を助け、世界を守るために力が輝くのです。
しかし…“パパ”の声はいつもコンフォートゾーンに引き戻す
ここでポイントなのですが、
彼女がどれだけ新しい幸せに触れても、研究所の「パパ」は彼女を捕まえようとします。
彼は言葉巧みにこう囁きます。
-
「お前は私が守ってやった」
-
「戻ってこないと危険だ」
-
「一緒に世界を救おう、だから帰って来なさい」
これがまさに ホメオスタシス同調=コンフォートゾーンの引き戻し です。
イレブンの“本当の願い”は、自由と愛。
でも、幼い頃に刷り込まれたビリーフシステム(信じ込み)が作動し、
「戻らなきゃ…」
と、古い周波数に引き戻してしまうのです。
願望実現でもまったく同じことが起きます
あなたが新しい願いを描くとき、
本当に欲しいのは物質そのものではなく、
それを手に入れたときの “嬉しい・楽しい・安心” の感情です。
けれど、その感情に向かおうとすると——
心の中の“パパ”(ビリーブシステム)が言ってくるのです。
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「やっぱり無理だよ」
-
「そんな幸せ、おまえには似合わない」
-
「失敗したらどうするの?」
-
「家族や周囲に迷惑かかるよ」
これはあなたの本質ではありません。
ただの 古い周波数(慣れ親しんだ不安や自己否定)=コンフォートゾーン です。
あなたが進化しようとしているサインにすぎません。
イレブンのように「新しい愛の周波数」を選び直す
イレブンが本当に望んでいるのは
“パパ”ではなく、本当のつながり。
私たちも同じ。
願望実現とは、
外側の出来事ではなく、
「どの周波数で生きるか」を選ぶプロセス です。
嬉しい
楽しい
安心
信頼
自由
愛
これらを感じる場に身を置くほど、
あなたの能力も未来も、自然にその周波数へと同調します。
私たちの心と体には、
“元の状態に戻ろうとする仕組み=ホメオスタシス(恒常性)”
が組み込まれています。
①「今のあなた」の状態=コンフォートゾーン
【現在の周波数】 不安 心配 足りない感覚 自信のなさ 罪悪感
→ 慣れ親しんだ“居心地の良さ” (良い悪いではなく、脳が慣れているだけ)
ここがいわゆる コンフォートゾーン(快適領域)。
脳はここが“安全”だと認識しているため、変化を嫌います。
②願望を抱くと、周波数が変わる
あなたが新しい未来を望んだ瞬間、心の周波数は一段階上がります。
【望む未来の周波数】 嬉しい 安心 喜び 自由 豊かさ 愛
→ 今より高い波動帯
この“上の周波数”こそ、あなたが本当に求めている世界です。
③しかし…潜在意識のセットポイントが働く
ここで出てくるのが 潜在意識のセットポイント(慣れ親しんだ心の基準値)。
これは、ストレンジャーシングスでいうところの
イレブンの中に残された“パパ(ブレンナー博士)の声”です。
【潜在意識のセットポイント】
「失敗したら?」
「おまえには無理」
「失敗したらどうするの」
「戻ってこないと危険だ」
→ 古い周波数へ戻そうする力
これは悪者ではありません。
脳が“安全だと思っている場所に戻りたい”だけなのです。
願望実現のコツは「新しい周波数に居続けること」
願いが叶う人は、特別な力があるのではなく、
“願いが叶った未来の周波数に居続ける練習が上手いだけ”。
【高い周波数に留まる】
・嬉しい
・安心
・満たされている
・信頼している
→ 新しい周波数が“当たり前”に書き換わる
これを続けると、
潜在意識のセットポイントが上書きされ、
ホメオスタシス(恒常性)が “新しい幸せの状態”を基準値として選び直す ようになります。
イレブンが「パパ(過去の恐怖)に戻るのか?」
「仲間(愛と自由)を選ぶのか?」
の間で揺れながら成長していったように、
私たちも、
古い周波数に戻ろうとする力と、新しい幸せに向かう力の間で揺れ動いているだけなのです。
どちらが正しいかではなく、
“どちらを選びたいか”がすべて。
あなたが
「嬉しい・楽しい・安心」を選ぶほど、
潜在意識のセットポイントは書き換わり、
願望実現は自然と加速します。


