タイムマシーン11
誰も出てこない。
もう一度押してみた。
やっぱり反応なし。この時代はソウヘイ君は1人暮らしじゃないよな・・・
両親とか家族のこととか聞いたことなかったけどこの時きのソウヘイ君は14歳だから、すでに1人暮らしってことはないよな。
でもソウヘイ君ならありえるか・・・
仕方なく付近を歩いてみることにした。時刻は午後3時。
この辺りは駅からちょっと歩いた住宅街で、人通りが少ない。もうすぐやってくる夜の暗闇を待ち構えるようにグレーになった空にだけ見張られてるようだ。
ふと、すれ違った男が何か落とした。カセットテープだった。僕が拾おうとすると、グレーのスーツを着たそ の男も気がついて僕より先にそれを拾った。
「ありがとう。君は人類の成長に一番大切なものって何だと思う?」
唐突に質問してきた。
「えっ、何っ・・」
突然のことに驚いて状況がよくわからなかった。
「青春だよ。君の身体はどこへでも行けるかもしれないが、君の青春は1度だけだ。忘れない方がいい。」「・・・はぁ」
男はまた歩いて行った。
背が高く、30歳前後くらいかな。髪がボサボサで無精髭をはやしていた。
全然見覚えのない人だ。
一体何なんだ。
よくわからないけど、そういえばこの時代は路上喫煙が禁止される前かなぁと思い出して僕はタバコに火を付けた。
もう一度押してみた。
やっぱり反応なし。この時代はソウヘイ君は1人暮らしじゃないよな・・・
両親とか家族のこととか聞いたことなかったけどこの時きのソウヘイ君は14歳だから、すでに1人暮らしってことはないよな。
でもソウヘイ君ならありえるか・・・
仕方なく付近を歩いてみることにした。時刻は午後3時。
この辺りは駅からちょっと歩いた住宅街で、人通りが少ない。もうすぐやってくる夜の暗闇を待ち構えるようにグレーになった空にだけ見張られてるようだ。
ふと、すれ違った男が何か落とした。カセットテープだった。僕が拾おうとすると、グレーのスーツを着たそ の男も気がついて僕より先にそれを拾った。
「ありがとう。君は人類の成長に一番大切なものって何だと思う?」
唐突に質問してきた。
「えっ、何っ・・」
突然のことに驚いて状況がよくわからなかった。
「青春だよ。君の身体はどこへでも行けるかもしれないが、君の青春は1度だけだ。忘れない方がいい。」「・・・はぁ」
男はまた歩いて行った。
背が高く、30歳前後くらいかな。髪がボサボサで無精髭をはやしていた。
全然見覚えのない人だ。
一体何なんだ。
よくわからないけど、そういえばこの時代は路上喫煙が禁止される前かなぁと思い出して僕はタバコに火を付けた。
タイムマシーン10
ワタル君も自分がもらうマッキントッシュ以外のコンピュータには全く興味が無さそうだった。
数枚だけあった音楽CDを見つけて、そのマッキントッシュを使って聞いてたな。たしか・・・コーネリアスのファンタズマがあったのを僕も見た。ファンタズマは僕も好きなアルバムだったからいつかソウヘイ君と音楽の話をすることがあるかなぁなんて思ってたよ。
そんなことを思い出しながら歩いてたら、そのソウヘイ君の家の前に着いていた。僕の方向感覚も捨てたもんじゃない。
玄関には白い表札に緑色の太いマジックペンで
「OYAMADA」と書かれていた。間違いない。ソウヘイ君の家だ。
僕は呼鈴のブザーを押した。
数枚だけあった音楽CDを見つけて、そのマッキントッシュを使って聞いてたな。たしか・・・コーネリアスのファンタズマがあったのを僕も見た。ファンタズマは僕も好きなアルバムだったからいつかソウヘイ君と音楽の話をすることがあるかなぁなんて思ってたよ。
そんなことを思い出しながら歩いてたら、そのソウヘイ君の家の前に着いていた。僕の方向感覚も捨てたもんじゃない。
玄関には白い表札に緑色の太いマジックペンで
「OYAMADA」と書かれていた。間違いない。ソウヘイ君の家だ。
僕は呼鈴のブザーを押した。
