今日のビジネス格言 207 村上悟/石田忠由/井川伸治 Ⅰ | 六月の虫のブログ

六月の虫のブログ

ブログの説明を入力します。

今日のビジネス格言は、『在庫ゼロ、リードタイム半減 TOCプロジェクト』(村上悟/石田忠由/井川伸治 著)より、Pat Benatarの”Heartbreaker”にのせてお送りします。

この本を読むまで、日本の大手企業のレベルがこんなに低かったとは思ってもいませんでした。

「日本企業の多くは、雇用を守るという名目で、既存の枠組みの範囲の改善に終始し、問題を先送りにしたに過ぎない。『日本的経営を守る』という経営者の台詞は『問題を先送りする』という意思表示に聞こえてくる」
-- 村上悟/石田忠由/井川伸治

「安直な米国流の企業買収や売却、むやみな人員削減といった、全体を見ない部分最適は社員を疲弊されることにしかならない。経営者自身が自らのパラダイム(ルール・規範)を変えることなく、横並びの改革では企業の活力は回復しない」

結局、みんな、まわりの木は見ているけど、森全体を見ていない。見えない木は見ないのです。経営者も、「上手に大きな木を育てた人」を評価するのです。結果的に木々は立派だけど、森としては機能しないものを作り出しているのです。

本書に書かれていることを理解し、実践すれば大きく変われると思います。



             フリー画像より