天国から来た大投手 八、小さな友人 109 | 六月の虫のブログ

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ロバートソン高校は、次の金曜日も快勝した。あと二勝で州チャンピオンだ。森次郎達は、ネイサンの気迫に負けないよう、全力でプレーした。ネイサンはロバートソン高校フットボールチームには、無くてはならない存在になっていた。試合の後、ジュディは、ネイサンに「約束どおり、今夜はモリとデートよ。ただ、美盤とトムがおまけに付いて来るけど」と微笑んだ。

浩輔は、森次郎の高校生活を羨んだ。浩輔の高校生活は野球漬けだった。それでも、実力は大リーグの方が上なんだから、何をしていることやらと思った。浩輔も、いろいろなスポーツに挑戦したり、ダンスパーティーに行ったり、女の子とデートしたりしたかった。森次郎は、日本にいる時からそうしている。浩輔は、森次郎の性格や英語力などの能力を羨ましく思った。浩輔は、森次郎と共に、このような経験が出来て良かったと思っている。




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