今日のビジネス格言 206 エリヤフ・ゴールドラット Ⅶ | 六月の虫のブログ

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今日のビジネス格言は、『チェンジ・ザ・ルール』(エリヤフ・ゴールドラット著)より、Steely Dan の "Reeling In The Years" にのせてお送りします。

「慎重に」の意味

「世間一般に言う『慎重に』という言葉は、『視野を狭く近視眼的に』ということにすぎない。『慎重に』ということは、自身の行い、行動が全体に対してどのような影響を及ぼしているのか常に評価するということだ。ということは、まず全体を見て、これを深く理解しなければならない」
-- エリヤフ・ゴールドラット

「『慎重になる』ということは、どこかに危険が潜んでいないか常に目を光らせ、それに備え、前もって計画を立てておくという意味だ。順調にいっている時もそうだ」

確かに私も含め、多くの人は「まわりを見ずに目の前のことに集中して、急がずにものごとを進めていく」ことを「慎重になる」ことだと考えています。

ゴールドラットの考え方は、部分ではなく、全体を見ることから始まります。ほとんどの人は、自分の担当している部分、自分の部署が任されている仕事しか見ていません。それではだめだということです。



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