ハムラビ法典の意味 | 六月の虫のブログ

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ウクライナの内戦をなんとかしようとメルケル独首相とオランド仏大統領が飛び回っています。


ウクライナ政府軍に武器を供与しようとするオバマ大統領に、メルケル独首相は「ダメよー、ダメ、ダメ」と言いにワシントンに行きました。もし、アメリカがウクライナ政府軍に武器を供与したら、ロシアは反政府軍(親ロシア軍)に何倍もの武器を与えるでしょう。そうなれば、泥沼化する。だから、メルケル独首相はアメリカに自制するように言ったのです。


2001年9月11日の同時多発テロで、6000人あまりの人が犠牲になりました。


その後、アフガニスタンとイラクで10万人以上の市民が殺されました。


パレスチナ人がイスラエル人を一人殺したら、イスラエルはパレスチナ人数十人の命を奪います。


こんな復讐劇を繰り返していては、いつまでたっても平和は訪れません。


「目には目を、歯には歯を」というハムラビ法典の意味は、「目を傷つけた人には目を傷つける罰を、歯を折った人には歯を抜く罰を与える」ということで、それ以上でもそれ以下でもないのです。半沢直樹のように”倍返し”はないのです。


ハムラビ法典は無制限の復讐を否定し、罪を犯した人には公正な罰を与えるためのものなのです。


平和にチャンスを!




                  (フリー画像より)