あのウォルグリーンが・・・ | 六月の虫のブログ

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 みなさん、ウォールグリーンというアメリカのお店、ご存知でしょうか?


 私が商売を始めて間もない頃、アメリカに研修旅行に行きました。その時の講師は、松村清先生。著書に『ウォルグリーン 世界No.1のドラッグストア』があります。松村先生は、ウォルグリーンを絶賛して、シカゴでの夜のセミナーにはウォルグリーンの幹部の方がゲスト講師として話してくれました。「アメリカで一番信頼されている店」と言われていたのですが・・・。


 そのウォルグリーンが不正を働いていたのです。店頭の表示価格よりも高い値段で商品を売っていたのです。お客さんが、3ドルと思って買った商品が4ドルだったり・・・。レシートをじっくり見ないお客さん、ウォルグリーンを信頼しているお客さんは、まんまとだまされたわけです。


 ミズーリ州はこの件で、ウォルグリーンを訴えました。


 ミズーリ州が送った捜査官がウォルグリーンで実際に買った205アイテム中、43アイテムの値段が実際に店舗で表示されていた値段よりも数セントから15ドルも高く売られていたのです。


 例えば、6ドル99セントのミルクが8ドル99セントだったり、特売で1ドル90セントのリプトン紅茶が定番価格の3ドル79セント、3ドル29セント、2個で6ドルのオレオクッキーが一個4ドル19セントと表示よりも高く売られていたのです。


 たぶん、気づいたお客さんには、「すみません」と”うっかりミス”として対応してたのでしょうが・・・。

 

 これは単なる”うっかりミス”ではすまされません。だって、205アイテム中、43アイテムですから、商品の1/5以上ですよ!ウォルグリーンの信頼も地に落ちたって感じです。


 松村先生も、相当ショックだと思います。


 アメリカで買い物するときは気をつけましょう。「アメリカで一番信頼されている店」が詐欺を働いていたのですから・・・。



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ウォルグリーン。専門店としてはほぼ独占だから、いいよね。悪いことしても、潰れないから・・・