キャメロン英国首相の気性とシリア問題 | 六月の虫のブログ

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 シリアで多くの市民が毒ガスで殺されました。テレビでも小さな子供たちの死体が映し出されます。アメリカ政府は死者数を1429人(うち子供426人)と発表しています。これは、イギリスのBBCが把握していた数を大幅に上回っています。イラクのときと同様、アメリカ政府が情報を捏造しているのではないかと疑っているのは私だけでしょうか?


 とにかく、そのような映像を見た(たぶん)イギリスのキャメロン首相は激高し、「シリアに軍事行動を」と赤ら顔で叫んでいました。


 首相よりも冷静なイギリス議会は翌日、「シリアへの軍事行動」を否決しました。第二のイラクやアフガニスタンになるのは、もうこりごりだということでしょう。



 ヨルダンの難民キャンプにいるシリア人もインタビューで言っていましたが、シリアに空爆やミサイルを撃ち込んだら、多くの一般市民たちが犠牲になるだけだと思います。


 「軍事行動」にでるよりも、中国やロシアを説得してシリアのアサド政権側にさらなる圧力をかけるよう努力するしかないでしょう。米英も分かっているはずです。もし、アサド政権が崩壊したらシリアは無法地帯になって、タリバンが台頭してくるって・・・。


 日本政府には、慎重になって欲しいと思います。


 キャメロン英首相も冷静さを取り戻したのか、議会の決定に従い「シリアへの軍事行動」は採らないと言っています。


 さあ、どうする?オバマさん。


 PLEASE GIVE PEACE A CHANCE!



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  戦争を金儲けの手段にしている人が多いお国柄。


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キャメロンと言えば、ディアスでしょう!ということで、平和な気分で〆ました。