今朝、地元のFMラジオのDJがドライブイン・ムービーシアター(車で行って、そのまま車の中から見る映画館)について話題にしていました。
なんでも、アメリカでピーク時(1960年代)に4000スクリーンあったドライブイン・ムービーシアターが、現在、400スクリーンを割っているそうです。さらに、それらのドライブイン・ムービーシアターは、デジタル化に対応ができずに廃業するところが多くなりそうだということです。デジタル映写機は、1スクリーン当たり79,000ドル(約780万円)もするらしく、多くのドライブイン・ムービーシアターにはその負担が大きすぎるらしいのです。
そこで立ち上がったのが、日本のホンダです。アメリカの自動車文化の一つであるドライブイン・ムービーシアターを救おうとデジタル映写機を寄贈する運動を始めたのです。
でも確かに、高校時代はたまにドライブイン・ムービーシアターに行きましたが、大学時代や社会人になってからはほとんど行かなくなりました。
私のドライブイン・ムービーシアターの印象は、
1.高校生のカップルがいちゃつく場
2.高校生がパーティーする場(お酒を飲んだり、マリファナを吸う)
3.マニアックな映画を上映する場
です。
高校時代、私がドライブイン・ムービーシアターにあまり行く機会がなかった理由は、私が車を所有していなかったから、そして、いちゃつくガールフレンドもいなかったからです。悲しい~!寂しい~!
高校時代、ドライブイン・ムービーシアターで最初に見た映画は、クリント・イーストウッド主演の『アウトロー』でした。街中の映画館ではやっていなかったので友人とドライブイン・ムービーシアターで見ました。そのドライブイン・ムービーシアターは、設置されたスピーカーを車の中に入れるタイプでした。田舎(イリノイ州カンカキー)だからかなあ・・・。
大学時代に、ドライブイン・ムービーシアターで見たのが、マニアックな映画、ニール・ヤングのコンサート映画、『ライブ・ラスト』でした。
この時は、スピーカーを窓から入れるのではなく、ラジオのFM周波数に合わせて聞くタイプでした。「すごい!進歩したなあ」と感激しました。一緒に見た友人の車のステレオが重装備でよかったので、みんなで楽しめました。
この映画を最後に、ドライブイン・ムービーシアターに行くことはありませんでした。
理由は、
1.彼女と車でいちゃつかなくても、互いのアパートでいちゃつけるようになった。
2.お酒も堂々とアパートで飲めるようになった。
3.映画もメジャーな奴が好きになったし、マニアックな奴はビデオで見れるようになった。
からでしょうか?
あまり利用しないのになくなると寂しい。なんか、日本の商店街のような感じです。
もしかしたら、『フラッシュ・ゴードン』が最後だったかも・・・。