さっき、銀行の担当者と雑談していて、「”薬のネット販売”って、どう思います?私個人としては、少し怖いような気がするのですけど」って尋ねられました。
私はすかさず「問題ないですよ。怖がる必要はないです。ロキソニンにしろ、ガスター10にしろ、長い間、病院で使って特に大きな副作用はなかったんですよ。用法・容量を守って使用すれば安全です」。
「包丁やサバイバルナイフよりも安全ですよ。薬のパッケージには”してはいけないこと”や”こんな人は相談してください”と注意が書いてあります。包丁のパッケージに人は刺さないでくださいとは書いてないですよね。まあ、薬は包丁や自動車よりも安全ですよ」と説明しました。
規制しようとしているのは医者たちですよ。私たちが薬局・薬店の薬で簡単に元気になったら、儲からないから・・・。本当に効く薬は、それが例え安全でも薬局・薬店には売らせたくないと考えています。
規制改革で効果が上がるのは、”薬のネット販売”よりも”病院の薬のネット処方”でしょう。慢性病の患者さんが、薬のおかわりするのにわざわざ病院まで行って診察受ける必要ないでしょう(特に症状に変化がないなら)。アメリカのようにリフィル(おかわり)制度を作って、イギリスのようにネット処方をすれば、医療費は下がり、病院もそんなに混まなくなります。
あっ、でもそうすると、医者が儲からないか・・・
「生かざす、殺さず」、これが利益の元!さっきの銀行マンじゃないですが、「長~~~~~~いお付き合いを」ですね。