マクドナルド、すき家などが苦戦する中、スターバックスの業績が好調とのことです。
私のアメリカでの学生時代(1970年代後半~1980年代前半)、駐在していた時代(1990年代半ば)もスターバックスの”ス”の字も知りませんでした。
スターバックスは、1986年頃にシアトルでコーヒーショップとして出発したそうです。
アメリカのシアトルにあるスターバックスの1号店
アメリカの学生時代、「お腹は空いていないんだけど、なんか冷たいものでも飲みたい」と思ったとき、行くところがなくて困りました。
アメリカでは路上に自動販売機がないので、コーラを飲もうにもスーパーかコンビニに行かないと買えない。
デニーズなどのファミレスでコーラだけ注文するもの気が引けるし、チップももったいない。
マクドナルドやバーガーキングは、昼に食べたばかりだから、またコーラだけ飲みに行こうと思わない。
「日本だと喫茶店に行くのになあ~。なんで、アメリカには喫茶店がないんだろう?」。
当時、私はずっと疑問に思っていました。喫茶店したら流行るかもしれないのに・・・と思ったりもしました。
ただ、私も私の友達の多くもコーヒーはあんまり飲みませんでした。コーラ派が多かった。コーヒーはもっと大人の飲みものって感じでした。当時、コーヒー好きの友人もデニーズのコーヒーは飲み放題で安いけど、まずいと言っていました。
美味しいコーヒーと気分よく暇つぶしできる場所が当時のアメリカにはなかった。
スターバックスは、セルフサービスでチップもいらないし、禁煙だし、ゆっくりできる雰囲気がある。コーヒーも美味しい。そこらが成功の秘訣でしょうか。