今の世の中、1年先のことが見えません。一年前に、円がドルに対して100円になると思った人はあまりいないでしょう。
5年前、パナソニックやソニー、シャープがこんなに具合悪くなるなんて想像した人もあまりいないでしょう。
5年前、フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアがここまで普及すると思った人もあまりいなかったでしょう。
こんな世の中では、5年計画なんて建ててもしょっちゅう修正しないと役に立たないでしょう。
5年前、日経平均が12500円になっていると想像した人はどうでしょう?
私は想像していませんでしたが、「日経平均は上がる」、「日本はこのままでは終わらない」と信じていました。
元証券マンの私としては、この超低金利の中で定期預金するは馬鹿げていると思っています。かといって、個別の株式を売買して儲けるものたいへんです。
そこで、私は2000年くらいから”日経平均”を毎月定額買っています。”日経平均”に連動するインデックス・ファンド(投信)を買うんです。毎月定額を買うのが味噌です。
2006年に投資した金額の2倍になったところで一度売りました。その後も買い続けて、昨年までは元本割れ(投資金額よりも時下のほうが低い)でしたが、先々月の実績で、1.15倍になっていました。7年間弱、ずっとマイナスの時期が続きましたが、今はプラスに転じました。
5年後の日本経済の成長エンジンが何になるのかは分かりませんが、私は日本経済は必ず成長していると信じています。個々の企業に投資するのではなく、日本に投資するのです。
祖国を信じましょう。日本人の底力を信じましょう!