映画『マネーボール』中小企業が大企業に勝つ方法 | 六月の虫のブログ

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 今日は休みだったので、午前中に映画『マネーボール』を見ました。


 見た感想は、映画より原作本の方が面白いと思いました。『マネーボール』に限らず、原作本の方がいいと思うことのほうが多いですが・・・。


 私が見た映画と読んだ原作本で、映画の方がいいと思ったのは、ダスティン・ホフマン主演で私の一番好きな映画の一つ『卒業』と私の好きなクリント・イーストウッド監督・主演の『マジソン郡の橋』の二つだけです。


 『マネーボール』に話を戻します。主人公、ビリー・ビーンがGM(ゼネラルマネージャー、選手との契約などチーム編成を任されている者)をしている大リーグ球団、オークランドA'sは、選手の年俸がニューヨーク・ヤンキースの1/4強の貧乏球団です。そんな球団が、金持ち球団に勝つ。その過程を描いているのが映画『マネーボール』です。


 中小企業が大企業に勝つには、同じ土俵に乗ったらダメとか言います。でも、オークランドA'sは、ヤンキースと同じ土俵、メジャーリーグ・ベースボール(大リーグ)で戦わないといけないんです。


 以前に、『チームを勝利に導くバッターとは・・・』で書きましたが、ビリー・ビーンは過小評価されている選手の能力を重視して、過小評価されている(つまり、安くで雇える)選手を集めて勝っていくのです。戦う土俵は同じでも、戦い方を変えたのです。


『チームを勝利に導くバッターとは・・・』

http://ameblo.jp/junebugmaymolly/entry-11510613871.html


 これを企業で例えるのはちょっと難しいですが・・・。


 あっそう!高給取りの優れたファンドマネージャーをたくさん雇っている投資顧問会社(ヤンキース)に高給取りの優れたファンドマネージャーが雇えない投資顧問会社(オークランドA's)が運用成績で勝負するようなものです。


 アクティブ運用の高給取りの優れたファンドマネージャーをたくさん雇っている投資顧問会社(ヤンキース)に同じアクティブ運用で勝負しても勝てないかもしれません。そこで、投資顧問会社(オークランドA's)は運用方法を変えます。運用方法をコンピューター任せのパッシブに変えるのです。


 短期の運用ではアクティブ運用の方が成果が上がるかもしれませんが、長期ならパッシブの方がコストもかからず安定したリターンが得られるかもしれません


 『マネーボール』を企業に例えるとこんな感じでしょうか。


 戦う方法を変えて戦う。これを見つけようと日々考えている私ですが、なかなか良い方法が見つからないのが現状です。


関連記事、『マネーボールと無責任な評論家』

http://ameblo.jp/junebugmaymolly/entry-11521397851.html

 


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 ブラッド・ピット演じるビリー・ビーンは、かっこ良すぎです。