今日、アカデミー賞の発表がありました。
学生時代やサラリーマン時代は、よく映画館に映画を観に行きました。子供の頃も、家の前が映画館だったので、『ゴジラ』や『ガメラ』、『小さな恋のメロディ』などの子供向けの映画は必ず観に行きました。
ただ、その我が町唯一の映画館も1973年公開の『日本沈没』の放映を最後に閉館しました。
その映画館を経営していた今は亡き私の大好きなおじさん(映画館の後、炉ばた焼き居酒屋を経営されていました。私はそこの常連)が、「最後の『日本沈没』が一番お客さんが入ったんだよね」とおっしゃっていたのを思い出します。
映画が好きな私は、中学から雑誌、『ロードショー』を読んでいました。
当時、アカデミー賞の受賞作品や監督賞、主演男優賞などの主要な賞は、全部覚えていました。
商売するまでは、アカデミー賞受賞作品はすべて映画館で観ました。
でも、この我が町に戻ってからは、ほとんど観れていません。
さて、なぜでしょう?
それは、この町には映画館がないからです。一番近くの映画館は、車で一時間以上行かないとありません。その映画館も、シネコンではなく昔からある小規模な映画館です。
映画を観に行くときは、大阪まで行くしかないのです。
今日、わが町にあるパチンコ屋の前を通ったのですが、平日の昼時でも駐車場はほぼ満車でした。
「パチンコには行くけど、映画館には行かない」!
残念です。
映画館が欲しいよ~!!!
アカデミー作品賞を受賞した『アルゴ』。私がアメリカにいた時に起きた事件を題材にした映画です。