日米の違い Vol.42 アルジェリアの悲劇について | 六月の虫のブログ

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 アルジェリアのテロで日本人を含む多くの人が犠牲になりました。


 フランスの外相は「アルジェリア軍の行動を100%支持する」と表明しました。イギリスやアメリカも、「悲劇的な結果に終わったけど、しょうがない。テロに屈するわけにはいかない」という感じでしょうか。


 アルジェリア軍が人質を取られている他の国に事前相談はおろか、事前通告もしなかったのは、欧米の意見でアルジェリア軍が動いたと他のイスラム諸国に思われたくなかったからでしょう。テロにも、欧米諸国にも屈した国というレッテルを貼られるのは嫌でしょう。


 日本では、「もう少し時間をかけて、なんかいい方法を考えた方がよかったのではないか」、「アルジェリア軍の作戦が急すぎたのではないか」など、もっと人質の安全を優先すべきだったという意見が大半だと思います。


 そして、アルジェリア軍や欧米人は人質の命を軽く見ているのではないかと思う人もいるかもしれません。


 そんなことはないと思います。


 アメリカの多くの州や欧州の多くの国では、死刑制度は廃止しています。ある意味、死刑制度のある日本よりも人命を尊重しているのかもしれません。


 今回の作戦も、この数十人の犠牲を出してでも、将来の何百人、何千人もの犠牲者を出さないようにするためだと言われれば・・・。


 難しい!犠牲者のご家族の方はとてもそんな風に思えないでしょう。この作戦にGOを出すのは、家族にとっては、以前お話した『ソフィの選択』と同様の選択になるわけですから。


http://ameblo.jp/junebugmaymolly/entry-11449835035.html




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 こいつらこそ、人命を軽く見ているのです。


 こんな事件の後、私がアルジェリアで働くなら、ピストルの携帯とライフルの付与を要求します。やっぱり、いざという時には、自分を自分で守らないといけないからです。


アメリカの高校時代、私もピストル、38スペシャルを持っていました。ライフルは50メートルくらい先のコーラの缶を撃ちぬくくらいのことはできました。また、私の留学小説、『十六歳のアメリカ』にも書いていますが、ショットガンを持ってキジ撃ちにも行っています。ライフルやショットガンは、ちょっと練習したらそこそこ上手になると思います。


 まあ、でも平和が一番ですよね。