失われた10年 元証券マンが思う原因 〔上〕 | 六月の虫のブログ

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 今日の日経新聞のコラム『大機小機』by希、”「米国の日本化」の背景”に書いてありました。


 バブル崩壊後の『失われた10年』の要因は、デフレとバランスシート調整(企業の過剰債務、銀行の不良債権問題)という二つの困難だということです。


 話をもう少し前まで戻します。


 1987年10月19日、そう”ブラックマンデー”、世界同時株安です。日経平均は、1988年4月の初め、6ヶ月弱で”ブラックマンデー”前の高値を更新しました。ちなみに、NYダウは1989年9月、2年弱で高値を上回りました。


 しかし、1989年の大納会につけた高値(38915.87円)から22年経っても、1/4の水準に低迷しています。


 最初のバブル崩壊後の『失われた10年』と、2001年からの『新失われた10年』では、原因も違うと思います。最初のバブル崩壊後の『失われた10年』の原因を当時証券会社に勤務していた経験を素に書いてみます。


 つづく・・・