一生懸命、負けるな! | 六月の虫のブログ

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 「一生懸命、負けるな!」


 この言葉は、プロ野球、西鉄や巨人などで指揮を取った名監督、三原脩氏のものです。


 選手として三原監督の下で活躍した豊田泰光氏が、日経新聞で紹介していました。


 負けが決定的になった試合は、力を抜いて負けろということです。全試合、全力で精根尽くして戦うのはダメだということ。


 三原監督は、シーズンが終わったときに一位でいればそれでいいという考えでした。大差がついた試合を捨て試合にして、選手の体力を温存する。


 そして、後半戦、三原監督率いる西鉄は、精根尽くして戦っていた南海に追いつき、最後は逆転して優勝しました。




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       優勝して、胴上げされる三原監督。


 目的を達成するためには、時には手を抜くことが必要だということです。


 『仕事のやり方、あなたはどっちのタイプ?』(8月16日のブログ)にも書きましたが、「能率とは目的を果たしながら、もっとも要領よく手を抜くこと」(第一次南極越冬隊隊長 西堀栄三郎氏の自著、 『石橋を叩けば渡れない』より)です。


 リラックス、メリハリが大事なんですね。


 私も、約一ヶ月ぶりの終日の休みを楽しみたいと思います。


 最後に、これもまた以前のブログに書いた言葉で締めたいと思います。


 「勉強しない」子供たちより、「遊ばない」大人たちのほうが心配です!