日米の違い Vol.17 踏切 | 六月の虫のブログ

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 中国の高速鉄道の事故、唖然とします。今のところ、中国製の工業製品は信用できません。私は、不覚にも中国製のDVDプレーヤー付ハイビジョンTVを店頭用に19,800円で購入したことがあります。スイッチも入れていないのに火を噴きました。保証期間内だったので、修理してもらいましたが信用できません。結局、「安物買いの金失い」になってしまいました。日本企業の中国製なら信頼できるのですが・・・。


 国や企業の成長の速度が、人材(政治家も含む)の成長速度よりも速いときに起こるのがこのような弊害です。


 話を鉄道に戻します。アメリカでは、踏切で一旦停止しなくてもいいのです。都市部にはほとんど踏切はありません。踏切があるところは、見晴らしがいい。それに、踏切があるところでは、列車は速度を相当落とします。アメリカの貨物列車は、100両近く連結していて、踏切を通過するのに数十分かかることもあります。


 日本の踏切では一旦停止しないとダメです。私は「日本でも、一旦停止の必要はない」と思います。理由は、踏切の警報がしっかりしている。ビルなどが線路寸前のところまで迫っていて見通しが悪く、踏切で左右を確認しようにも遠くまで確認できません。第一、止まって真面目に左右を確認している人がどれだけいるでしょう?時速100キロ近くで走ってくる列車を的確に確認できるでしょうか?


 日本での「踏切での一旦停止」は、経済的にも大きなロスになっています。渋滞や燃費などの無駄を引き起こしています。




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 まあ、今の日本、踏切どころじゃないでしょうが・・・。