読み物は好きかな
デジタルよりも
気に入った本は
本屋さんで買うね
自己啓発的なものは
新たな発見も気付きも
影響を受けるようなことも書かれてないので
なんとなくパラパラすることはあっても
自分の為に買って読むということはしないかな
書物を読んで
ヒントを得ようとも思わないし
知識は増えるかもしれないけれど
影響を与えられる程のものは
無いように思う
それよりも
わたしの
人生を変えたのは
一枚の写真
だったね
もしあのたった一枚の写真が
わたしの心に留まらなかったら
多分ここでブログを書いてることも無い気がするし
いつか・・・と思っていた
バイクの免許を
あのタイミングでは取れていなかっただろうし
大型まで取ろうとも思わなかったかもしれないね
間違いなく
まるで別の人生になっていただろうね
だからと言って
その写真を見た人みんなが
同じ様に感じるかといったら
それもないんだろうね
もし
仮にみんなが同じだとしても
見て何かを感じて
そして
自分はどうするかだろうね
誰もが
同じ写真を見ている時点で
立場 立ち位置は同じ
でも
どんな風に感じ
心が動いて
どう動くか
その動いた一瞬の
原点の想いが
人生を決めているね
この原点に
その人の
心根が見えるんだろうね
疚しさが無ければ
自分の心が感じたものに
素直に向き合える
心をチラ見せして
相手を動かそうとする
計算や思惑
自分が決めたことじゃない
誘われたから という逃げ道
選ばれた という特別感
優越感 を感じたい
そういう狡い心根に
本物は動かないようだよ
わたしには
誰もが共感する
万人ウケするものが凄い
多くの人に評価されるのが
認められること
そういう価値観がないんだろうね
みんなが良しとするものは
どこかで見聞きしたことがある
他の誰かでもできることの様に思う
でも
何の言葉も要らない
見ただけで
何かを感じる
それが何なのかを
自分と向き合い
自分と出逢いながら
人生を懸けて知る
もしもそんな写真に出逢えたら
自分探しをしようとも
気付きを求めることも
しないだろうね
みんなね
感じたい満たされたい んだよね
それを
外へ遠くへと追い求めているけれど
それで人生を終えてしまうよ
心の奥で求めているものは
自分の一番近くにあるものだよ
そんな大袈裟に何かをしなくても
今在るところで
出逢えるよ
自己啓発って
外から受けるものじゃないよね
己の内から
湧いてくるものじゃないかね
話を聴いて
本を読んで
それは
人が気付いて言っていることに過ぎない
外から得るものに
それに共鳴するんじゃなく
自ら気付き
己と出逢う
だからこそ
自らの心から生まれる
独自の
哲学や美学に成ってゆくのだと想う
あの時があって
この今がある
あの
一枚の写真 に
出逢えて良かった
そう心から想うよ
