教師は最大の教育環境 | 食べること、癒されること

食べること、癒されること

自分の心身は、食べた物でつくられている。日々、食べることを大切にしながら生きていきたい。

早いもので試し勤務も明日で最後となります。

今日、初のフルタイム勤務でした。

さすがに立ちっぱなしは腰にきます。

あと少しでギックリになるところでした。

明日は、コルセットを巻こうかな?


しかし、教師って体力使う仕事ですね。

いまさらながら思いました。

立つことが、どれだけ体力が要るかということ。

そして子どもの心を動かすには、教師の情熱が要るということ。

情熱をもって話すということもまた、体力の要ることなわけで・・・。

いったい、いつ休んでいるんだろう。先生方って。。。


私は、はっきり言って休めていませんでした。

休み時間も子どもと一緒に居たし・・・

放課後も職員室には居づらくて教室にこもっていたし・・・

給食指導があるから昼食の時も休めないし・・・

清掃指導もあるし・・・

児童会指導は、昼休みだし・・・


先生方の忙しさが教育効果の上がらない原因ではないだろうか・・・

今更ながら、第三者的立場で現場を見て、本当にそう思いました。

先生方の時間と心に余裕があれば、もっと良い教材を提示できるかもしれませんし、教師自身がゆとりをもって教育にあたれば授業だって心に響くものができるでしょう。


体を壊しての収穫はこんなところにもありました。

管理職は、もっと教師の体と心を守らなければなりません。

保護者の対応に追われてばかりで、教師の仕事を増やすばかりの管理職が、うつ病退職者をつくる原因となっていることを肝に銘じてほしいと思います。


私が管理職になったら(ならないと思いますが・・・)

まず、先生方を守ります。保護者のわがままから守ります。忙しさから解放してあげます。仕事の負担軽減のために奔走します。もっと旅行してもらったり、楽しんでもらったり、娯楽に力を入れます。


そうすれば、先生方は、もっと団結して子どもを守ります。団結して教員同士の教育技術を高めます。経験者から学び、ベテランは若者から学び、学び合いの精神が教師同士に育まれてこそ、子どもたちにも助け合いの精神が育まれるものだと思います。


なぜなら、教師は最大の教育環境であるからです。


教師が一人そこにいるだけで子どもに影響を与えるのです。


教師が発したそのことばひとつが子どもに影響を与えるのです。



教師自身もそのことを肝に銘じて教育活動にあたっていかなければなりません。


真面目一辺倒になるのではなく、心に「あそび」をもたせて、ゆっくりじっくりと構えて教育する姿勢が大切だと考えます。


できないことばかりをとがめるのではなく、できたことをまず褒めて、できないことへの努力を促す・・・


こんな教師に私はなりたい。