家族がインフルエンザにかかって一週間。
収束に向かいつつありますが・・・高齢の母は、治りが遅く、家事ができません。
体がつらい状態なのに、家族のためを思って、無理して簡単な料理を作ってくれたり、洗濯をしてくれたり、風呂を沸かしてくれたり・・・。
今まで、母は健康だったので、当たり前のようにしてもらっていたことを、病気の母にしてもらうと感謝の気持ちが湧いてくるものなのですね。
そのように考えると、我が家のインフル体験は、母に感謝するためにしたことなのかな?
私にとって母はいつも偉大な存在で、母を追い抜きたいと思っても、到底追いつかない相手でした。
しかし、今回こうやって母が弱ってみると、元気な私が動くしかなく、それでしか気づけない愚かな私よ。しかし人間だれしも愚かなところがあるものです。
愚かさを心の底から身で実感し、受け入れ、そこからどう動くか。。。
この過程が大切なのだと思います。
けれど結果を出そうとすればするほど結果は出ないもので・・・。
私の体に起こったつらい症状の数々も、受け入れることができずに、完全に治したい!と思って結果を出そうとしていたころは全く治りませんでした。
しかし、症状を受け入れ、その症状に至るまでの自分が積み重ねてしまった悪習慣や性格などいろいろな原因を書き出し、こんな自分だったのかぁ~とがっかりどん底まで落ち込み、ではどうすればよいかと考え、性格の修正を図り、努力してみると・・・不思議なことに、それまでつらかった症状のほとんどが軽くなっているのです。
私の場合は、一番の原因は何事にも気持ちを入れ過ぎていること、自分の事ばかり考えて他者のことを第一に考えられなかったことなどが主な原因であったように感じます。
この「感じる」ということが大切だったように思います。
ということで、日々感覚を研ぎ澄まし、他者のために生きているかを考え、行動していきたいと思います。
まずは、今いちばん関わる時間の永い家族を大切に思い、家族のために行動できる自分に成長していきたいと思います。
ということで、これから家族のためにすき焼きを作るぞ~!!!
実際に作りました!
妹は「やっぱ手作りっておいしいね~。」と言ってくれました。
「おいしい」は魔法の言葉、また作りたくなってしまいます。
母が倒れているうちは、わたしが作ろうかなぁ。
p.s.親戚のおじさんが大動脈瘤の手術のため入院しました。おじさんの家族みんながインフルで、なんと親戚中もインフルで、我が家ももれなくインフルでしたから、病院に誰も行けなくて・・・。おじさん、頑張ってね。心の中で手術の大成功を祈っています。