6時半起床で7時出発。
出発しようとしてたら昨夜からゲストハウスに泊まってた女性と少しお話し。
どこの人かと思えば屋久島の人だった。
あら、奇遇。
「僕もこのあと屋久島行く予定なんすよぉ。ケンジ知ってますぅ?」
「もちろん!あらっ、じゃあまた屋久島で!!」
ミキさんって言ってたかな?
また会うだろうなぁ。
さて、僕は今日はどこに向かおう。
とりあえずピエロは西を向くのだ。
台風一過のあとの空は青く晴れ渡っている。
ただ風が向かい風なのだ。
そうかそうかそう来たか。
向かってやってやろーじゃねーか。
と朝メシも食べず西へ西へ。
というのも30キロほど走れば倉敷に着くのだ。
そこまで朝食待ってもいいかなぁと思ってさ。
向かい風にも負けずぶっ飛ばしてやったのですぐに着いた。
何度か来たことのある倉敷でお気に入りの喫茶店は駅から美観地区入り口にある喫茶店UEDAである。
他にもたくさんオシャレなカフェはたくさんあるんだけど、やっぱり純喫茶好きな僕はここだなぁ。
隣の席に座った奥様方お二人に
「どちらからいらしたの〜?」
「あっ東京からです。」
「あらまーん。ほんとにぃ〜?すご〜いわ!」
てことから色々話してたらお二人は姉妹のようで、歳は僕の母親と同じくらいかな。
娘が僕と同い年みたい。
仕事を聞かれたので答えると、
「あらぁ〜〜あなたえらいわぁ〜〜素敵じゃな〜い」
なんて言われるもんだから記念撮影。
モーニング食べてすぐに出発したかったんだけど、かなりお話になられてだいぶ時間が経ってしまった。
まっいっか。
「じゃ、自分失礼します!」
向かい風のなかひたすら漕ぎ続け、福山市に入ったようだ。
そーいや、みーちゃんよく福山行くからどっかいいとこ知ってるか聞いてみよ。
と只今セブ島でお仕事中のみーちゃんにLINEで聞いてみたところ、鞆の浦の@カフェに是非行ってみて!
サブちゃんっていう面白い兄さんがお店やってるから!
というので、まぁ遠回りだけど急いでないし行ってみた。
いやはや、鞆の浦ってすげえいいとこ。
広島県に入ってからなんていうか、男臭いというか鉄骨な感じなんだよね。
これは毎回感じるんだけど、海もビーチなんて言えないんじゃ。
海は海じゃけん!!!
そーいう感じ。
鞆の浦はよーするに福山市の先っちょ。
@カフェに入ってみる。
お?たくさん入ってる!
みーちゃん曰く、平井堅みたいな兄さんがサブちゃんとのこと。一発でわかった。
サブちゃんが接客してくれたので、
「あっみーちゃんに勧められて来ました!!」
「あっ!そーですか!わざわざありがとうございます!!嬉しいなぁ〜!」
本日のパスタを注文。
普段外でパスタを滅多に食べないんだけど、美味しいなぁ〜!!
僕の好みの味である。
お店も素敵な感じである。
どーやらお昼どきでまだまだ忙しそうなので、食べ終わったら一旦お店を出る。
鞆の浦の常夜灯で一枚。
そばで見てたジジイ2人がそのタイミングじゃ遅い!だの下手だのウルセーんだけど、ほらみろ撮れてるべ!
ジジイ2人に見せてやったら、うまいもんだと褒めてもらった。
頼んでもいないのに、鞆の浦の説明をふんだんにしてくれた。
お店が落ち着いたころを見計らってまた店内に入る。
サブちゃんと話してみると学年は一つ下だけど同い年。カフェもやってるしバンドもやってたしランクルも乗ってたし、旅も好きだということですぐに意気投合。
使ってるパスタの種類からおっぱいの話までたくさんした。
気がついたら18時前。
サブちゃんと再会を約束してお別れ。
さて、今日の最終目的地は尾道だな。
いや、むしろそうなってくれて良かった。
好きな街だからだ。
確か前も駅前の芝生で野宿したんだ。
お目当の尾道ラーメン屋の閉店時間まであと1時間だったのでダッシュで向かうものの、もう閉店してた。
しょうがない。とりあえず駅前の芝生に行って今日の野宿場所の下見。ベンチに可愛い女の子二人が座っていたので話しかけてみたら、いいリアクション。
でもなんか若いなぁと思って年を聞くと高校生だってよ。あと3年後に呑みに行こうねぇ〜。
汗が気持ち悪いので銭湯へ。
狭い銭湯の中、若い3人組が入ってた。
日焼け具合からしてチャリだなと思い
「チャリ?」
「あっそーっす!しまなみ海道を走って来ました。どこからすか?」
という話になり、ラーメンでも食べに行くか!という話になる。
彼らは九州の歯科大学生で、香川でサッカーの合宿と試合があり、そのついでにしまなみ海道を渡ってきたようだ。
そうとう疲れており、見ていて可哀想になったというか、僕も若い時に旅をしていたらよくオッサンにご飯を奢ってもらったなぁと思い、その恩返しというか、まぁ巡り合わせ。
一人は急いで帰らなくちゃならないとのことで、二人を連れてラーメン屋で軽くビールとラーメンを。
「これからどーすんの?泊まるとこ決めてんのか?」
「いや、まだ決めてないというかどうするかも決めてないんすよ。」
「んじゃ野宿しろよ。寝袋貸してやるから。」
「おー!まじすか?初野宿っすよ。どーする?野宿する?」
「してみっか!」
と野宿の甘い誘いに引っかかったのは、陸と確かユウタだったかな。
陸ってのはすぐに覚えたんだけど、うんユウタにしておこう。
せめてものお返しで!とのことなので、ありがたく。
そういや、また白ポストを見つけた。
駅前の芝生でみるみるうちに湿気っていくポテチと煎餅をツマミに缶ビールをあける。
陸にシュラフカバーを。ユウタにエマージェンシートを貸してあげ寝床につく。
夜空は雲一つ無く、満月がはっきりとみえていた。
と、ここまではいい夜だったんだ。
このあと予想もつかない事が起きたんだよ。
それはまた後ほど…