朝には雨が止み陽が射してた。
濡れた寝袋を干し出発の準備。
今日は天気がいいね。
しまなみ海道はこんな感じ。
この橋を渡ると今治である。
晴れるともちろん暑いんだけど晴れなきゃ景色が良くないからね。最後に晴れてよかった。
にしても日射しが強い。サイクリストには暑すぎる。少しは忖度してもらえないだろうか。
スポーツドリンクを飲んでるとヨロけて看板に寄りかかってしまう。
いやいや、通り道じゃないんだよ。わざわざ坂を登ってみっけたの。ダンプガンガン入って工事ガンガン進んでた。近くのお好み焼きのおばちゃんは、はやく大学出来てほしいと切望してたよ。色々あるのね。
さて、ネタはいいから今日は松山市へ向かうのだ。
少し遠回りして海沿いの平坦な道を選ぶか、ナビ通り峠を越えるルートを行くか迷うところだが、ここは男らしく峠越えで!
傾斜はそれほどでもないが、とにかく暑いので氷水をかぶりながら登って行く。
左手に気持ちのよい沢を見つけたので、ちょいと寄り道してダイブ!
いやぁ気もち良かった。
ずぶ濡れのままさらに山道を登っていくとダムに着く。「ダムカードあり〼」という張り紙がしてあったのでもらいにいく。
噂のダムカードゲット。
(全然集めてないけど。)
一気に降っていって到着。
なんかプランが3つくらいあって1番安いのは¥400くらいで入浴のみ。んで¥800くらいのプランが入浴➕休憩所利用可能。お菓子付き。1番高いプランはよくみてなかったからわからん。
せっかくだから休憩所利用可能のやつを利用しようかと思ったんだけど、かなり待つらしいので入浴のみのプランで。
館内は趣がありいい感じだが、まぁ脱衣所や風呂は普通の銭湯って感じかな。湯船はけっこう深くて泳ぎたくなる。ちょうど僕がお湯に浸かってる時は1人だったので、一発ケノビをぶちかましてやる。
夏目漱石の坊っちゃんの主人公が泳いで注意されたことにあやかって
「坊っちゃん、泳ぐべからず」という札が貼ってるけどね。
(オッちゃん、泳いでやった。)
道後温泉本館はもうすぐ大規模な工事に入るみたいよ。なので早めに行ったほうがいいかも。
お風呂から出て少し街をフラつく。
とても小規模な街なようで、夜も綺麗だろうなぁって感じ。
今日の寝床はここでもいいな。
まだ時間は昼なので、せっかくだから松山市内の方にも向かってみる。道後温泉からすぐかと思いきや意外とある。
とりあえず駅の方に行けばいいのかと思ったら駅前はとても閑散としていていた。
ちょっと戻り、松山城の方へ向かう。
「かっちょえー!!!」
ほぉ。なんかいいなぁ。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んでいたので、資料館にも行きたかったのだが、兎にも角にもスマホの充電とバッテリーの充電がほぼゼロの状態。とりあえず洒落てるカフェに入って冷房に凍えながら2時間ほど粘る。
外に出てさて、そろそろ野宿の場所を考えようかなぁと思ってたんだけど、なぜかその時「あっこのまま今日中に大分に渡っちゃおうかなぁ」なんて思ってしまったのだ。
時間は18時。距離は60キロ。
普通なら行かないんだけど、なぜかこの時安易にそんなこと考えてしまった。
まだ明るかったし海沿いの道をひたすら走り出す。
夕飯を食べてなかったので国道沿いの回転寿司に入り、準備万端。
外に出るとちょっと薄暗い。
でもまぁ大丈夫だろうと思ったのが間違いだったかもなぁ。
日が沈むとあたりは暗くなりまったく見えない。
慌ててライトを取り付けて進むが、まったく頼りない。さっきまで少し眠気があったのだが、そんなのは完全に吹っ飛び、集中して漕ぐ。
変な障害物に乗り上げないよう道路を注視しつつ、頭上の枝なんかにもぶつからないようにしなきゃならない。
車道に出たいのだけれどもどうも危険だ。多分すぐ右手は海なんだろう。湿気がすごい。海からは霧も立ち込める。
なんだか、そう怖いんだ。
コンビニなんかも全然ないし、灯りもない。
後ろから来る車に追突されないように、ヘッドライトを後ろに取り付ける。
まぁそれでもなんとか3時間くらいかけて八幡浜のフェリー乗り場に到着。
いやぁ怖かったぁ。
23:50発の切符を買って、コーラを飲んで一息。
寝床を確保して、船内のカップラーメン食べたらもう睡魔…
出航するまでに寝てしまった…
とりあえず四国脱出。
そして、3時間後には九州上陸の…は…ず…zzzz