ピエロが西を向く!! -26ページ目

ピエロが西を向く!!

世田谷区経堂「しゅとカフェ」のオーナーシェフ。

旅にもいろいろと種類がある。

行ったことがないところに行く旅や、あてのない旅、昔行ったことがあるところにもう一度行く旅や、人についていってなんとなくの旅。
あの人に会いたいなぁ~
人に会いに行く旅。
あの景色また見たいなぁ~

などなど。

面白さに順位などつけられないんだけど、僕はルーツを巡る旅が好きだ。
以前もなんとなく僕が昔住んでいた場所を記憶を頼りに巡ったりしたんだけど、なんだろう?
ちょっと怖いというか、自分でも思いがけない思い出なんかが、景色や建物を見た途端に溢れる瞬間があるんだ。

あー!!
この公園で遊んだことある!!
ってことはあの道はあそこに通じるのかぁー!!
ってことはこっちにいくとぉー?
やっぱりそうだー!!!

なんてことが頭の中でわんさかわんさか踊りまくるのだ。

でも引越しを頻繁にした人はたくさんあるかもしれないけど、そうそう人というのはそんなに自分のルーツの場所なんてないわけで、そんな時に他人のルーツを巡る旅なんかが面白いわけ。
それが、史跡だったり名所だったりするわけで、その場所を勉強していくと、

わー!ここで戦ったんだ!
ってことは、ここまで来るのに車なんてないわけだから、えーっ!まじで歩いてきたわけぇー?!
そりゃ戦意喪失で簡単に負けるわっ!
大将そんなこともわかんなかったのかよぉ~

とかひとりで頭の中でまた踊りまくるのだ。

あとはロケ地巡りなんかも面白い。

一昨年僕の北海道旅行なんてまさにそうだ。
北の国からのロケ地巡り。

わー!純と蛍が歩いた場所かよぉー!
家から学校までの距離遠いぃー!!
けど、時間軸あってるしぃー!!

蛍ここで手紙落としちゃったのね…
蛍可愛かったなぁー

なんてまたひとりで頭の中で踊りまくるのだ。


この旅に何冊か本を持ってきたんだ。
その中に村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」がある。
前にも一度読んだんだけど、最近文庫化されたからまた読んでみた。
内容を完全に忘れてたんだけど、

あーそうかぁ、これもルーツというかそういう話だったっけなぁ~
なんかこれに似た感覚の映画を見たなぁ。
そうだ!「八日目の蝉」かぁ。
あっ、あれ小豆島じゃなかったっけ?

ってことで今、僕は姫路港から小豆島行きのフェリーに乗っている。
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そう、僕の行き先は小豆島になったのだ。
まったく知らない場所。
なんの情報もない。
とりあえずその映画のロケ地なんか巡ってみよーかとおもってる。

どんな島だろう。
島ってやっぱりワクワクする。
目がさめると9時半過ぎ。
移動の電車ではかなり寝ているのだが、電車での居眠りは睡眠としてカウントされないのだろうか?
いくらでも寝れる。

昨夜いろいろとまわって駅から歩いて20分くらいのビジネスホテルに少し値切って入ったのだ。

朝食を食べようと思ったのに、もう遅い。
歯を磨いてすぐに荷物をまとめ外に出る。

美観地区のほうへ向かう。
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やっぱいいよなぁ~

前にも来たことあるので、さらっと観光したらすぐに移動しようと思ったんだけど、居心地が良すぎてつい長居。
ふらっと立ち寄ったエプロン屋さん。
普段僕が使ってるエプロン、確か倉敷のやつだったなーと思いながら入ってみると、違うブランドなんだけれど、よくアウトドア雑誌で見かけるエプロンだった。

なるほどぉ。旅にエプロンって便利かもなぁ~と思いいくつか試着させてもらって購入。


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うん。いい買い物ができた!!
他にも雑貨屋なんか寄ってみたのだが、こりゃ面白い。
陳列の仕方や置いてあるもの、一日中見てられる。

うーん。
もう1日いようかなぁ~と思ったけど、このままだとお金をかなり使いそうなので、移動することにした。

近くに行ってみたいところがあるのだ。
姫路城。
平成の大修理を終えたようだし、ていうか行ったことがないのだ。
遠くから眺めたことはあるんだけどね。

ということで倉敷を後にして、岡山で乗り換え。
姫路方面に向かう電車に乗り換えようとしたら、向かいのホームに止まる電車の行き先が高松になってた。

「あっ、そうかぁ~~。四国にも行けるんだった。
そっかそっか。海を渡るのも悪くないなぁ」

なんてことを考えながら姫路へ向かう。
姫路に着くと雨が降ってきた。
駅前を少し散策しながら、野宿できそうな場所を見繕ってお城に向かう。
雨だからか、やけに人が少ないなぁと思って城の入り口に行くと、ガーン…
もう閉場してるし…
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倉敷でウロウロし過ぎた…
ふーむどーしよ。
とりあえずお腹が空いたので、ちょっと調べて美味しそうなとんかつ屋を目指す。
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うまかー!!!

さて、これからどーしたものか。
ちょっと時間が空いてしまった。

そうだ!
映画を見よう!!
ってことでスターウォーズ。
しかも超空いてる。
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見終えて感想。
ヤバいっす!!
興奮したぁー!!
泣いたぁー!!
あと2回は観よーっと。

さてとさっきアウトドアショップでマットを買っておいたんだ。
これであんしんして野宿できる。

ポイントはもうおさえてある。
あとは人が少なくなるまで、本でも読もう。
0時を過ぎたら寝袋に入ろう。

そう、そして明日の行き先はもう決めたんだ。
行ったことないところへ。






山陰線ってのはまぁイメージ出来るかもしれないけど、それほど本数はないんだ。
ここ萩から東へ向かう列車は1日で10本くらいかなぁ?

んなもんで、距離を稼ごうと思うとかなり早い時間になってしまう。
今日は出雲大社に寄って、できれば福井県まで足を伸ばしたいと思ったので8時の電車に間に合わせようと宿を出る。

宿を出たところで、宿の駐車場でおっさんに声をかけられる。
おっさんと言ったって僕と同じくらいなんだけれども…
「おはようございます!!」
「おはようございます!!」
「今日はどこまで行くんですか?よかったら乗って行きます?今から少しこの辺を観光してから出雲の方へ行くんで…」
「ほんとすか?えーじゃあお言葉に甘えさせてもらおーかなぁー」

おっさんは伊左地さんと言って、大阪の人みたい。
車で旅をしているらしく、今日は大阪まで帰るようだ。
車で萩の産業世界遺産を周る。

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以前に武家屋敷などはまわったので、ちょっと離れているこの辺はまわれてなかったので、とてもよかった。

ここから、下道で出雲大社へ向かう。

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おみくじを引いたらまぁひどい内容で前厄だからしょーがないか。

ここでここまで乗せてくれた伊左地さんとお別れ。
連絡先を教えて別れる。
ほんとにありがとーございました!!

僕はバスで出雲市駅に向かい、当初福井の方を目指そうと思ったんだけど、不意に倉敷も行けることがわかり進路変更をする。

乗り継ぎの悪い電車を本を読みながらガタゴトガタゴト。

夜の10時過ぎに倉敷に到着。
さて、安いホテルでも探すか!