ピエロが西を向く!! -25ページ目

ピエロが西を向く!!

世田谷区経堂「しゅとカフェ」のオーナーシェフ。

気づくとバスは終点。
福田港に到着。

周りはすっかり日が暮れ、明るいのは港の待合室のみ。
吸い寄せられるようにして、なんとなく待合室に入るともうすぐ姫路港行きの船が出ることを知る。

ふーむ。
どーすっかなぁ。
これに乗って姫城まで行っちゃうかなぁ~

天気予報をみると今夜はだいぶ冷えるようだし、そうだな。今日は姫城まで行って漫画喫茶で寝ることにしよ。

30分ほど待って船に乗って小豆島をあとにする。

小豆島。
また多分来るだろうなぁ~

今度はもっとゆっくりしよう。

テレビで北朝鮮の水爆やらなにやらのニュースをやってる。

乗客はわずか。
ソファに寝転がって横になってたらまた眠ってしまった。

姫路港からバスにのって姫路駅へ。

ライトアップされた姫路城が見える。

漫画喫茶に入って寝袋を広げ、テキトーにテレビを流しておやすみ。

明日は姫路城をみて、東京に帰ろう。

うん。

帰ろう。
昨日はいまいちの曇り空だったんだけど、一転して今日は快晴。
しかも暖かい。
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暖かいし、気持ちいいからそのままぼーっとしてると、
「首藤君乗ってくー?」
とアスカさんが迎え?に来てくれた。

ご飯がまだだったので、途中うどん屋さんに入る。
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釜揚げうどーん。

そういや、小豆島は素麺屋が多いんだけど、似たところで長崎の島原もそうだよね。
んで、昨日の素麺屋のおばさんに聞いたところ、ここの素麺の技術を島原に教えたらしい。
ヘェ~ヘェ~

うどんも負けじと美味いけどね。

やっぱり小豆島に来たら寒霞渓には行きたいので、ロープウェイ乗り場まで連れてってもらう。
そこでこのお世話になった親子とさよなら。
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「なんか困ったら連絡してねー」
と言いながら、ちょっと異音のする四駆で帰っていった。

帰りのバスの時間をチェックしてロープウェイに乗る。
本当は歩いて登るほうが面白いんだろうけどバスの時間を考えると難しそう。
てことで行きはロープウェイを使い帰りを歩いて降りてくることにする。
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ロープウェイ貸切。

頂上についてトイレでウンコしてから展望台の方へ。
この展望台。映画「八日目の蝉」で名場面のあったところ。
その場面を思い浮かべながら、僕はジャンプ。
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下山道は落ち葉に埋もれた綺麗な道。
降りながら様々な岩を見ながら降りれる。
ここ、オススメ。
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30分くらいかけてバス停まで降りてくる。

まだ時間があったので、本なんか読みながら待ってる。
もうすぐ時間。

時間になった。

時間が過ぎた。


ん?

おかしいなぁ…

時刻表をよーーーく見ると、まじ?
今の時期は期間外で走ってない…

あちゃーやっちまった。

しょうがない。街まで五キロほど。
1時間くらいで歩けるか。

ダムをいくつか通り過ぎながら歩く。

途中公園で散歩していた親子に挨拶をする

「こんちはー!」
「こんにちは!旅行ですか?」
「そうなんです。ふらっと来たんですが寒霞渓からのバスが走ってないの知らなくて…」
「やだぁ~憧れるわ~。私も独身の頃はよく旅したのよぉ~~。
  街まででしたら、車そこに停めてあるので乗っていきますう?」
「えっ!いいんすかぁ?助かります!」
「こういう旅人さん一度乗せてみたかったのよー!」

と街まで乗せてもらった。
後ろの座席には中学一年生のお嬢さんが乗ってて、なんでもこういう旅に憧れてるそうな。

なので、僕はいつものように偉そうに
「旅はいいよぉ~。やりなよぉ~!」

コンビニの前で降ろしてもらって、お別れ。

やっぱり島って特有な文化があるんだよなぁ。
ていうか多分こうやって旅人に声をかけたりお世話をするのはお遍路の文化なんだろうな。
以前四国を旅した時もえらくいろんな人にお世話になった。
ここ小豆島もお遍路巡りがあり、その文化が根付いているのだろう。

さて、確かここの近くに八日目の蝉で出てきた公園があるはず。
小さなブランコのあるいい感じの公園。
15分ほど歩く。
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あったあった!
ブランコに乗ってみる。
このシーンとってもいいんだ。

映画の世界そのまんま。
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チリーンチリーンとちょうどお遍路巡りの団体とすれ違う。

なんか小豆島いいなぁ~~

さてと、とりあえず福田港の方までバスで行こう。
それからのことはその時考えよう。

バスに揺られるといつの間にか寝てしまったようだ。

福田港に着くとそこからバスに乗ってとりあえず中心部に向かう。

フェリーとバスに乗ってる間にある程度下調べをしていた。
エンジェルロードっちゅうもんがあるようだ。
潮の満ち引きで現れる道。
潮の時間までは調べてないが、行ってみるとちょうど干潮のグッドタイミング。
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観光シーズンではないからか人はまばらだけど、まあそれが良い。
まぁなんとなくはわかっていたんだけれども、ここは恋人達の来るところらしい。
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「ずーっと一緒にいようね!」
「〇〇ちゃんと結婚できますように!」

はいはい。
みんな別れまーす。

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俺、かっこよすぎるぜぃ。
寂しくなんかないぜぃ。



さてと、お腹が空いた。
どこか探そう。
とりあえずコンビニに入ってセルフコーヒー。
隣でコーヒーを入れていた親子に
「旅ですかぁ?」
「あっはい。なんかふらっと寄ってみました。
どこか食べるところ探してるんですけど、おすすめのお店ご存じないですかぁ?」
「ごめんなさい。私たちも最近引っ越してきたばかりであまり知らないんです。」

聞くと年末にこっちに奄美大島から越してきたらしく、土地勘はないようで、それでもいろいろと教えてくれた。
隣のうどん屋さんをとりあえず勧めてくれたので行ってみると、もう閉まってしまっていて、聞くとこの辺はだいたいこの時間には閉まってしまうらしい。

お店から出てくると、さっきの親子が車で
「乗ってきなよ!どこかお店で降ろしてあげるから!」

アスカさんていうママさんとカイ君ていう小学三年生の男の子の親子。
イカした古ーい三菱の四駆に乗せてもらった。
チラッと走行距離をみると25万キロ!!
僕のランクルよりも10万キロも多く走ってる。

なんかテキトーなところで降ろしてくださいと伝えると、
「まぁ特に用事はないし、あとですませばいいから私達も観光がてらドライブしよーよ。気にしないでぇー!」
なんて言ってくれるからお言葉に甘えてドライブドライブ。

奄美大島の話や僕の旅の話なんかをしていると、途中に素麺屋が。
入ろうと思ったら閉店の看板が出ていて、引き返そうとすると中からおばちゃんが出てきて、
「ぜんぜん大丈夫よー!!食べてってー!」
って入れてくれた。
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うんまいうんまい!!

そのままアスカさんに中山の棚田まで連れてってもらう。
おー!!!すげぇー!!!
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中山の農村歌舞伎舞台も。
映画にも出てきたところ。

中山の農村歌舞伎舞台を見終えると少しずつ陽が暮れはじめる。

うちの近くになんだかとても野宿にいい場所があるから、そこにいくといいよ!と紹介され、その前に温泉あるからと街の温泉に連れてってもらう。

あったかぁい。

連れてってもらった野宿先は海に面したなんていうんだろう。
誰かの土地なのかもしれないけど、ご自由に使ってください!的なところ。
寒いかな。

島ってやっぱり独特だ。
なんか出会いがある。