初めて和了った役満は何ですか?
という質問では「四暗刻」と「国士無双」で大半だと思います。
ちなみに私の初役満は「字一色」でした。
まぁレアですよね。
役満の中で一番”異端”な存在、それが国士無双です。
国士無双に対する考え方はいろいろですが、雀ctionでは二つのルールを導入することにしました。
●他家の暗槓でロンできる。
詳細な調査ではないのですが、フリー雀荘ではこの暗槓ロン和了りは不採用の場合が多いようです。
これは察するにあたり「雀荘の回転率」に起因するのではないかと。
特に暗槓という行為は雀荘が大歓迎するもの。カンすれば新ドラがめくれて、さらにリーチすればカン裏も見れる・・・つまり大きな点棒移動が生じて誰かがぶっ飛んで終了。1ゲームをわずか5分で終わることもあるのです。5分で4人の客から400円(点5)とか600円(点ピン)が回収できる。そういうことなのではないかと。
一方でwikiにもあるようにネット麻雀はアーケード麻雀では暗槓ロンできるソフトの方が多いようです。これは先述の”回転率”とはまったく無縁のものだからなのでしょう。
雀ctionではどちらかと言うとネット麻雀寄りの考え方です。
純粋に麻雀を楽しんでもらいたいということで、国士無双の暗槓を採用しています。
●国士無双に限り、現物以外はフリテンにならない。
これについてはフリー雀荘でもネット麻雀でも不採用のケースが多いですね。
Twitterでの反応でも「エグイな」というご意見もありました。
しかし、これは本当に私のわがままだと思ってください。
たとえばトップとは45000点差のラス。南四局で国士無双を中待ちで聴牌。トップの上家から直撃すれば大逆転。「中を出せ」と祈りながらの7巡目、中をツモ!
トップは親ではないのでツモ和了りしたところで8000-16000でもトップはわずかに届かず。
オンレートのお店なら祝儀などもあるからそれでもいいでしょう。
その前にオンレートのお店は「コールドゲーム」というものが多いのです。誰かが55000点とか60000点とかになったら強制終了。
でも雀ctionではコールドゲームがないのです。だったらせめて逆転の目を残してほしい。
中をツモって雀頭の牌である南を捨てました。トップが發を捨てて狙いすましたように「ロン!32000!」ってすごく劇的な逆転勝利。
こういうのが実際にオンレートの店舗で採用されたらケンカになるかもしれません。
でもノーレートだからこそ、導入できるルールと私は考えています。
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