今日も暑いですね。
先日、不動産やさんに麻雀店の物件探しを依頼しました。
まだ連絡はありませんが、いい物件があったらいいなぁ。
タクシー運転手をして数年経ちますが本気で起業しようと思ったのは3年前。
以前も記事でちょっと書きましたが、ホントに楽しい麻雀をしたことがありません。
「なんでこんなにつまらないんだろう。」
オンレートだから負けが続くとつまらないのは当たり前・・と思っていました。
しかし、勝ったときでも何とも言えない空虚な感じがありました。
それは、ずばりお客さんとの空気感です。
負けたときはやはり悔しい。倍満を放銃したときなんかは和了った相手にムスッとした感じで点棒を渡していました。そこには必死に「自分の人間性を出してはいけない」という葛藤。
勝ったときも嬉しいはずなのに、黙ってカネを払う客に複雑な思いで受け取っていました。
四暗刻単騎をロン和了りしたときの話。私に放銃したそのお客さんは徹底してツイていませんでした。私が「32000。」と言うと点棒がわずかに飛び散り、「あ。」と言った後、お店のスタッフに「もうカネがないんで抜けていい?」と言いました。
他の客もシラ~っとしていて、声をかけられる感じではなかったのです。
お店のスタッフは「ラス半されてないと困るんですけど。」と言われて渋々「じゃ次が最後で」と。
点5の店ですよ。それでもそんな空気になるんです。
私は麻雀店で「今日も稼ぎたい」と思ったことは一度もありません。
でもオンレートだとこんな感じになります。
最近増えてきたノーレートの店も何度か行きました。
JR中央線の駅近くにあるその店ではとにかくマナーに厳しい。
アレはダメ、それはダメというくらいに細かすぎるんです。
ですがノーレート雀荘ではそれが当たり前だってことを後から知りました。
確かにプロ雀士のような振る舞いが理想ですし、客層が荒れない分、お店もやりやすいでしょう。
私がやりたいお店はそんなんじゃない。
牌の強打とか頬杖とかは当然NGですが、盛り上がってきたときの多少の大声とかはいいじゃないですか。先行リーチをかいくぐって会心の和了をしたときくらいは全然かまわないと思います。
またそのときは他店で禁止されている「引きヅモ」だってOK。
引きヅモで牌が割れることなんかありませんよ。
そして何よりも役満を和了った人にはお店の全員で拍手をしてあげてほしい。
そのためにはそのお客さんを祝福できる空気を作ってあげるお店の役割があると思うんです。
いつもは人のかげに隠れて地味なキャラクターの人。
フラれて傷つき、アテもなくフラっと麻雀を打ちにきた人。
仕事でミスをやらかしてため息にまみれてしまった人。
・・・・そんな人たちが、雀ctionという店で自分の気分を切り替えができたら最高じゃないですか。
「ジャンクション」とは”合流”、”接続”、”交差点”などの意味があります。
人とのふれあいで何か転機になることだってあります。
私のお店ではそうした空気のお手伝いができればいいなぁと思っています。
で、私は考えました。
お客さんのパーソナリティの一部分、たとえばハンドルネームの他は出身地、推し、などを書かれたカードを卓上に置けないかなと思うんです。
イメージとしては・・・・ハンドルネーム:ツカンポ、出身地:北海道、推し:菅田将暉、
とか。
これでその人と同じ出身地だったり同じ推しだったりするとシンパシーを感じて意気投合したり。(^^♪
雀荘っていうところはフリーで稼ぐ店舗が主流。そのためフリー客同士の情報をあまり明らかにしません。もちろん個人情報の観点からもあるでしょう。しかし客同士が仲良くなりすぎると4人で集まって勝手にセットでやられてしまう。
そういうのを嫌うんです。
私はそれでもいいと思います。
そして雀ctionで4人集まってセットでやってもいいです。
私は開かれた雀荘を目指します。
軌道に乗ったら必ずプロ雀士を呼びます。
そして芸能人も呼びたいと思います。
恐らく8月中には物件が決まるでしょう。
そこからいろいろ準備をして秋には・・・
そのときが来るのが楽しみです。