麻雀プロの立ち位置、そして雀荘の今後。 | 雀ctionのブログ

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これまでにないまったく新しいタイプのノーレート雀荘です。2024秋に開業を目指しています。

「食えない資格」・・・麻雀プロは長きにわたってそう言われてきました。

それは麻雀という競技そのものが「運の介在率の高さ」という側面があり、いわゆる”腕”=技術という部分に評価をされないという話。

確かに半荘数回程度ならツキさえあれば私のような素人でも勝てます。

「麻雀プロ?あんなもん、俺なら楽勝。」と豪語する人もいます。

テレビ対局でまだ雀力が低いなと思えるプロがいるのも現実。

 

しかしMリーグが始まって以来、風向きが変わってきました。

伊達朱里紗プロのツモ四暗刻の聴牌だったが他家の当たり牌をビタ止めしたシーンや、リーチをかけられた黒沢咲プロが当たり牌をかいくぐって仕上げた四暗刻単騎を和了ったあのシーン。

思わず「すげぇ!」と麻雀ファンがうなった、「これぞプロ」という声も挙がりました。

Mリーガーの最低年俸は400万と言われていますがABEMASの多井隆晴プロは1000万円超えとも。

Mリーガーでなくても雀荘のゲストやYouTube収入、麻雀教室の開催、雀荘経営など・・・

もはや麻雀プロは「食えない職業」ではないのです。

 

昔は男性雀士ばかりで、ただ上手いだけのものでしたが最近は女性雀士も増え、ビジュアルやキャラクターの方にもウエイトがかかってきました。

 

現在はオンレート雀荘が9割以上。麻雀プロも食っていく必要があるのでそういうオンレート雀荘にもゲストで打ちます。

しかしMリーガーはオンレート雀荘には行ってはいけないという規約があります。

 

では元Mリーガーはどうなのでしょうか。

「いつか再び声がかかるかもしれない」と思うプロはオンレートには行きづらいでしょうね。

また、Mリーグ新チームが確実と言われている7月。新規チームに呼ばれそうなプロはどうしているんでしょうか。

 

やきもきしますよね。

いっそのこと、オンレート9:1ノーレートの割合が5:5にならないかなぁと思います。

オンレート雀荘はやはり必要だと思いますがノーレート雀荘がまだまだ足りないと思うのです。

 

最近は小学生が麻雀できるカルチャーセンターもあります。

 

もっともっと麻雀ができる環境が増えることを願って・・・。

そしてその頂点にリスペクトされる麻雀プロ。そうなればいいのに。