Mリーグ発展への4つの提案 | 雀ctionのブログ

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これまでにないまったく新しいタイプのノーレート雀荘です。2024秋に開業を目指しています。

U-NEXT Piratesがレギュラーシーズンからファイナルシーズンまですべてトップという圧倒的な強さで二度目の優勝となった今季のMリーグ。

 

2018年の発足した麻雀のプロリーグとなったMリーグは現在9チーム構成となっているが、7月までに10番目のチームが誕生すると専らの噂。

 

Jリーグ発足時にもその辣腕を振るった川淵三郎氏はこのMリーグもさらに規模を拡大させようと躍起である。

 

秋にはノーレート雀荘を起業しようと考えている管理人ですが、”志”は川渕氏と同じ。

もっと麻雀を多くの人に覚えていただき全国的に広めたいのだ。

 

Mリーグはあと数年で一部リーグと二部リーグに分けてチーム数を拡大されるだろう。

それはサッカーJリーグでもそうだったように力の無いチームは二部に格下げとなるような組織になるわけだ。

 

川渕氏は麻雀を最終的に五輪の競技にしたいと言う。

囲碁将棋に比べて運の介在率が極端に高い麻雀が世界大会の頂点であるオリンピックにエントリーされることはほぼほぼゼロに近いが、eスポーツの動向次第ではほんの少々の可能性は残されているかもしれない。

 

五輪はさておきMリーグの発展のためには少なからず”課題”が残っている。

 

❶悪いイメージの払拭。

麻雀はやはりギャンブルと反社会的勢力のイメージは未だに根強い。

ある知人の娘さんがプロ雀士になりたいと考えたがその両親からの強い反対によってプロを断念したという。かなりの腕前だったようだが非常に残念な話である。

また、オンレートの雀荘が9割以上という現状も足かせとなっていないだろうか。

現在のMリーガーは雀荘からのゲスト要請に対してオンレートは”ご法度”でノーレートのみとなっている。しかしMリーガーでないプロ雀士は未だにオンレートにゲストで打っている。確かにプロと一緒にお金を賭けて麻雀をするのは面白いし、実際に私も昔、何人かのプロ雀士を打ってきた。しかし麻雀をもっと広めようとするならばオンレートは全廃するべきではないか。

 

❷女性雀士に対する考え方。

その昔、「女は勝負事に向かない」と考えられてきた。そのため麻雀も”男>女”の考えが大きかった。しかし現在の女性雀士の力を考えればもはや”絵空事”のようである。

また、男女平等を謳うのであれば、麻雀番組で水着の女性を出演させるのは絶対にやめてほしい。

 

❸現行ルールの改正。

現行ルールでは赤5が各1枚入っており、これが運の介在率を助長している。恐らく”観る雀”獲得のための苦肉の策だと思われるが、二部リーグまでできた時点でルールが改正されるのではないだろうか。そうでないと「喰いタンで赤3枚」と「純全帯么九+平和」が同じ満貫であるのはどう考えてもバランスが悪い。

また、長考についてもメスが入ると思われる。MLBでは試合時間短縮のためにピッチクロックが導入された。”観る雀”からすれば、とにかく10秒を超える長考が何度も繰り返される。1分を超える長考もザラで、これほど退屈なものはない。

フジテレビONEで放送中の「極雀」では切るのに時間制限があり、それをオーバーすると1000点を場に供託するルールとなっているが、Mリーグでも導入させるべきだ。

そして個人的な考えだが、各チームの編成は男女比2:2が望ましい。

 

❹もっと盛り上げるには・・・

Mリーグではレギュラーシーズン、セミファイナル、ファイナルシーズンとあるのだが、ポストシーズンが無い。野球ではクライマックスシリーズというのが邪魔であるが日本シリーズというものがある。

Mリーグにもそういうものがあっていい。

たとえば・・・Mリーグ優勝チームで4名。そして個人成績上位4名連合軍。

今季の場合なら優勝チームは・・小林剛、瑞原明奈、鈴木優、仲林圭の4名。

成績上位連合軍チームは・・勝又健志、伊達朱理紗、岡田紗佳、鈴木たろうの4名。

 

これを東場で2名、南場で2名出場させれば8人を半荘に全員打たせることができる。

また、Mリーグでもう一つの課題となっているのが席の位置だ。

腕のいいプロと雀力が落ちるプロがいるのは否定できないが、ゲーム前に座る席が決まる。雀力の高いプロが上家であれば哭きたい牌が絞られ、和了りづらい。つまり4人の対戦だとゲーム前に席の位置で大きなアドバンテージを得ることもある。

これを完全なチーム戦であればそれがまた絶妙な技の見せ方にもつながるのだ。

 

以上、こんなMリーグも見てみたい、私の提案でした(;^_^A

最後まで読んでいただきありがとうございました。