東日本大震災から10年 絶対に忘れてはならない! その三 復興という名のウソ
■東日本大震災10年仮設住宅や災害公営住宅は今2021年3月9日東日本大震災から11日で10年です。一時、11万人以上が暮らしたプレハブの仮設住宅は、宮城県はすでに全員退去し、岩手県でも3月中には全員が退去する見通しです。自宅を失った人が入居する「災害公営住宅」も、去年12月に計画済みのものはすべて完成するなど、住居面では整備が進みました。https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/55306.html■復興工事ほぼ完了 被災3県建設業2200社倒産リスク2021年3月10日東日本大震災の被災地ではインフラの整備がおおむね完了し、いわゆる「復興特需」が収まりつつあります。こうした中、岩手・宮城・福島の3県で、1年以内に倒産するおそれが高いとされる建設業者はおよそ2200社に上り、建設業者全体に占める割合も全国平均より多いことが民間の信用調査会社の分析で分かりました。https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/55304.htmlーーーーー(以上引用終わり)ーーーーー■東日本大震災での被災者警察庁は2020年(令和2年)12月10日時点で、死者は1万5899人、重軽傷者は6157人、警察に届出があった行方不明者は2527人であると発表している■被災者の41,000人が戻らない避難している人 41,000人 うち福島県 35,000人強が批難したまま■国が言う復興とは 鉄道が再開し、道路が開通し、各市町村が行政を再開し、新しい建物が建ち、人々が少しでも戻ってくること。 だが、建設は計画どおりできても、人々は戻ってこない。 なぜなのか。箱物は造っても人が安全に暮らせる環境つくりをしてこなかった日本政府。 福島第一原発の不安は払拭されておらず、人々は故郷へ帰る意思を失っている。 国民の何万人もが「不幸」のままにして、復興などという言葉を使ってはいけない。■絶対に忘れてはならない「復興」のウソ まだ、何万人もが帰宅できずにいる被災地。補償をすべて打ち切る政府と東電。 大震災で失ったものの大きさに悲しむ人々。経済的苦しさから脱却できずにいる人々。 これらの人々の救済に取り組まず、箱物はできたのだから故郷へ帰れと言う国。 そして「復興できた」ので、オリンピックを開くと言う。 何が「復興」なのだ。何が「復興の証としてのオリンピック」なのだ。 わたしたちは、まだ多くの人々が災害の被害者のままでいる現状を忘れてはならない。 彼らが、フクシマからの聖火リレーを喜んで見ると思うか。「復興」の名のもとに開催される「オリンピック」を手放しで歓迎すると思うか。 オリンピックは、「ただのお祭り騒ぎイベント」だろう。そんなものに何兆円もの税金を投入して、関わった議員や関係者たちだけが儲かる金権オリンピックを、被災者がどう受け止めるかを、忘れてはならない。 生活苦の被災者は、組織委員会の前会長である森氏が「給料は一銭ももらっていない」といいながら、協賛企業から6,000万円もの政治献金(?寄付)を手にしていたのをどう思うかを、忘れてはならない。 オリンピックのために何兆円もの税金を投入するのなら、そして一人の会長に6,000万円も寄付するそんな金があるのなら、被災者の生活困窮者に配るべきではないか。 10年経っても、復興などまったくできていないことを、絶対に忘れてはならない。***