1960(昭和35)年に札幌市の人口50万人突破を記念して、市の花、木、鳥を市民投票で決めました。
花はすずらん、木はライラックです。
何となく納得出来ます。
でも、鳥がかっこうと言うのにはちょっと意外でした。
そう感じるのは私だけかな?
なぜなら、かっこうの泣き声を聞いたことがないし、馴染みもあまりありません。
かっこうは托卵する鳥です。
オオヨシキリ、ホオジロ、モズなどの巣に卵を移して、抱卵、子育てを仮親に托すのです。
托卵を見破られないようにするためにかっこうの卵は色や斑紋などを仮親の卵に似せるというのですから驚きです。
かっこうの雛は比較的短期間で孵化します。
そして、孵化したかっこうの雛は巣の持ち主の卵や雛を巣の外に押し出してしまうのです。
自然界のこととはいえ、かっこうの図々しさ、逞しさには圧倒されそうです。
かっこうにしてみれば何も悪いこととは思ってもいませんし当たり前のことなんですよね。
かっこうの雛は仮親の唯一の雛となり仮親から餌をもらい成長して巣だっていくのです。
なぜ、かっこうは托卵するのでしょう。
かっこうは低体温で抱卵しても孵化させることは出来ないそうなのですが、はっきりしていないとのことです。
また、胸が高くて、抱卵が出来ないと聞いたこともありますが、それも不明です。
自分の卵を抱いて孵化させることも、育てることも出来ないかっこうのお母さんも不憫ですね。
そう考えると擬似でしか聞いたことのない「かっこう」の鳴き声ですが哀れに感じます。
ところで、2010年12月31日の札幌市の人口統計は1,897,377人です。
今、新たに、市民投票をしたとしたら、やっぱり、かっこうが選ばれるのでしょうか?
何の鳥が札幌市の鳥に相応しいかと聞かれても、私も回答に困ってしまいます。
かっこうで良いかも知れませんね。