昔の仕事仲間に用事があったついでに、神奈川県南足柄市三竹の御嶽神社に立ち寄った。
御嶽神社にはかながわ名木100選の鳥居杉が高々とそびえ立つ・・・
この鳥居杉は、古くから地域の人々に親しまれ、崇められてきた。
杉は長寿で大木になるので、昔から神社仏閣に多く植えられてきた。
一説によれば、高くそびえて人間の目印になるような大樹は神にとっても目印になるといわれている。また、私たち日本人にとって、古木は単なる木材でなく「長年生き続ける精霊」として古代から大切にしてきた。
ヤマトタケルを崇神とするこの神社の杉も同様である。江戸時代に書かれた「新編相模国風土記稿」には 「・・・・・社地に古木八十株あり。杉、檜、椎等なり。囲三尺より一丈四尺許に至・・・ 杉二株。鳥居杉と称す。囲一丈三尺余・・・。」とある。 当時から人々に親しまれるとともに神聖な木として崇められていたことがわかる。また名の示すとおり、鳥居の形で空にむかって伸びており、遠くからその姿を眺めることができる。樹高は約五十メートルもあり、県内第一である。
昭和五十九年には「神奈川の名木百選」に選ばれ、高さといい、樹形の優雅さといい、わがふるさと南足柄の誇る文化財である。
何百年もの間、世の移り変わりを見つめてきたこの杉と30年ぶりに再会、改めて闇夜に照らし出された鳥居杉とゆっくりと対話したい。
#SONYα7-CR、#16-35mm F2.8 GM




