「理絵さん…

ごめんねm(__)m」

「自分はこんなヤツだから…
理絵さんが真っ直ぐ自分に言ってくれる言葉に…

優しく答えてあげれる事が出来ないんだ…」

「ただ…

理絵さんが自分と擦れ違っただけでドキドキした事や…
名前を呼ばれただけで嬉しいって気持ちは…


自分も…
それから佳奈さんも付き合う前は、お互いにそうだったからよく分かるんだ…」


「佳奈先輩も先輩もですか…?」


「うん…

もしかしたら…

佳奈さんと理絵さんは似てる所があるのかも知れないね…

理絵さんの話を聞いてると…
佳奈さんから言われた言葉みたいだから…」


「佳奈さんと自分はね…

なかなかお互いの気持ちが言えなくて…

話するまでにいっぱい時間がかかってしまったんだ…

理加さんが自分の妹だったら…
『もっとハッキリしなさい…プンプン』って

自分も怒られてただろうね…(笑)」


「アハハ…

そうかも…(笑)」


「今、佳奈さんは愛知の大学で頑張ってるんだ…

自分はそれを応援してあげたいんだ…


遠距離になる時…

二人でいっぱい話したよ…

いっぱい泣いたりしたんだ…

だけど、どんなに距離が離れても…
心の距離は離れないでいようって誓ったんだ…」

「たぶん…

佳奈さんは…

自分と離れる事に

自分以上に悩んで…

いっぱい泣いてたと思うんだ…


自分にはあまり言わなかったけどね…」


「佳奈さんと自分は…

まだ付き合って半年位だけど…

その間に本当に色んな事があったんだ…

泣いたり…笑ったりね…

まだ喧嘩はした事ないけどね…(笑)」

「その一つずつが…

二人の宝物なんだ…ニコニコ


だから…

二人の宝物をもっともっと作りたいと今も思ってるんだ…」


「先輩…

やっぱり…

佳奈先輩と先輩は…

理想のカップルですね…


すごいです…ニコニコ


「ありがとう…

それから…

こんな自分を好きって言ってくれて…

ありがとう…」


「いえ…

先輩を好きになって良かったです…ニコニコ


「じゃ…

学校に行こうか…

遅刻しちゃう…ニコニコ


「はい…

学校まで…

競争しましょう…」


「うん…」


「私が勝ったら…


ご褒美下さいね…ニコニコ


「えっ!?!?!?


びっくりしてる自分を置いて…

理絵さんは走り出してました…
「佳奈先輩は…

私の憧れの人です…」


「いえっ…

どんなに憧れても…

私は佳奈先輩みたいになれません…」

「でも…

今…

先輩の事を好き…

って言えた事は本当に良かったと思ってます…ニコニコ


「理加の言うとおりですね…」

「好きな人に…

好きって言うのは…

気持ちいいですね…(笑)」


「理絵さん…

自分は…」



「先輩…

いいんです…」

「聞いて貰っただけでいいんです…」


「私は…

さっきに言ったみたいに…

理加に怒られる位…

好きな人に何も言えないでいました…ニコニコ

「そんな私が…

体育委員になって…


先輩が委員長になった時…

副委員長に自分から手を上げてました…」


「先輩の事、最初は…

学校中から認められる理想のカップルってどんな人…?
位だったんです…

それがいつの間にか…

いつも先輩の姿を探してました…」


「だから…

本当に…

こうして言えた事にスッキリしています…

それだけでいいんです…」


「理絵さん…」
走ってた自転車を止めました…


「理絵さん…」


理絵さんも自転車を止め…

「先輩…

また困った顔してますよ…ニコニコ


「急だったから…」


「この前…

私と理加との話で…

なんとなく分かってたんじゃないですか…?ニコニコ


「あっ…

いや…

そうだね…」


「理絵さん…

まだ始業まで時間あるから…

ちょっといい…?」


「はい…」


あの学校の近くの公園に、理絵さんを連れて行きました…


「理絵さん…

気持ちはすごく嬉しいよ…

こんな自分の事を好きなんて言ってくれて…」

「でも…

この前も言った様に…

自分は佳奈さんと付き合ってるし…

佳奈さんが本当に好きなんだ…」


「はい…

分かってます…」

「先輩…

私ね…

今まであまり男の人と話したりするの苦手でした…

今までも…
よく理加にも怒られてたんですよ…(笑)」

『お姉ちゃんはもっとハッキリと、好きなら好きって言った方がいいよ…プンプン

「好きな人が出来ても…

ただ見てるだけの私に…

そんな風に言ってました…ニコニコ


「理加さんらしいね…ガーン

「はい…

佳奈先輩と先輩の事は有名でした…

私の周りの人達も…

理想のカップルだって言ってました…」

「私…

よくお二人でいる所を見てました…

体育祭の前から…

気になって見てました…」

「体育祭の時の事…

それから…

佳奈先輩の卒業式の事…


私もやっぱりお二人は…

理想のカップルでした…」

「でも…

いつも見てた先輩は…

誰にも優しくて…

明るくて…

楽しそうで…

先輩の周りにはいつも男の人や女の人がいました…」

「私も…

その中に入って先輩と話してみたいって…」


「先輩に佳奈先輩がいる事も…

先輩が佳奈先輩以外は考えられない事も分かってます…」


「先輩にどうして欲しいとかじゃなく…

私の気持ちを…

今度こそはハッキリと伝えたい…

そう思いました…」

「理加に怒られる前に…
(笑)」


「理絵さん…」