佳奈さんが…


自分の誕生日の為に…


プレゼントと手紙を用意してくれてました…しょぼんしょぼん



封筒に書かれてた佳奈さんの文字…しょぼん


いつも通り綺麗で優しい文字で書かれていました…しょぼん


自分は…しょぼん


自分は…しょぼんしょぼんしょぼん


その文字を見るだけで…

泣き出していました…しょぼんしょぼんしょぼん

「うっ…しょぼんしょぼん


佳奈さん…しょぼんしょぼんしょぼん




震える手で…


手紙を開いてみました…




………………………………


じゅん君ドキドキ


お誕生日おめでとうキラキラ



去年はお祝いしてあげれなかったから…


私からの初めての誕生日のお祝いですラブラブ



じゅん君…


ごめんね…ショック!



私…


じゅん君に嘘をついてました…しょぼん



夏休みになっても勉強するから、8月過ぎるまで帰らないと言ってたけど…


嘘です…ショック!


もちろん勉強もしてたけど…


実は…


アルバイトしていました…


じゅん君が去年の私の誕生日に、アルバイトしてまで買った腕時計を私にプレゼントしてくれたから…


私もアルバイトして…

プレゼントを買う事にしたの…ニコニコ


生まれて初めてアルバイトしたのよ…にひひ



家庭教師のアルバイトだったんだけど…

なかなか慣れなくて、大変だったりもしたけど…


じゅん君のプレゼントの為だと思って、頑張ったのよ…アップ



私からの…


プレゼントですラブラブ


受け取ってねニコニコ



私はじゅん君が大好きですドキドキ


心から愛していますキスマーク


お誕生日おめでとうキラキラ



ずっと…ずっと…


これからのじゅん君の誕生日は…

私がお祝いするからねドキドキ


佳奈より…


愛する………じゅん君へキスマーク


………………………………

そして…


手紙の最後に…


本当に小さな文字で…




いつか…

私をじゅん君のお嫁さんにしてね…ドキドキ




って、書かれていました…



「うわっ…しょぼんしょぼんしょぼんしょぼんしょぼん


うっ………しょぼんしょぼんしょぼんしょぼんしょぼん



あっ………しょぼんしょぼんしょぼんしょぼんしょぼん



佳奈さん…しょぼんしょぼんしょぼん


佳奈さん…しょぼんしょぼんしょぼんしょぼんしょぼん


うわぁ………んしょぼんしょぼんしょぼん



手紙を握り締め…


大声をあげて…



泣きました…しょぼんしょぼんしょぼんしょぼんしょぼん
佳奈さんのお母さんに連れられて来たのは…


佳奈さんとお兄さんが住んでたマンションでした…しょぼんしょぼんしょぼん



「じゅん君…


どうぞ入って…


部屋はそのままにしてるから…しょぼん



「はい…」



「ここが佳奈が毎日住んでてた部屋なの…しょぼん



佳奈さんの部屋は綺麗に整理されてて…


佳奈さんらしい部屋です…しょぼんしょぼん


机の上には二人で写ってる写真があります…



佳奈さんはここで毎日何を思ってたのかな…



「佳奈は…

私にじゅん君を取られるんじゃないかと…

いつも言ってたから…


『お母さんがどうして私の部屋をじゅん君に見せるの…?


私がじゅん君をこの部屋に連れて来たかったんだからね…』


って怒ってるかもね…ガーン


「そうかも知れないですね…しょぼん


佳奈さんはお母さんに対抗してましたからね…ガーン


お母さんが綺麗だから…」


「アハハ…ガーン


佳奈は…

バカだね…しょぼん


じゅん君にこんなに愛されてるのにね…しょぼんしょぼん



部屋には…


佳奈さんの匂いがしてる様です…しょぼんしょぼん



「じゅん君…


死にたい…


とか…


佳奈の後を追うとか考えてない…?」



「えっ!?!?




「佳奈は…


じゅん君にそんな事して欲しいなんて…


絶対に思ってないよ…しょぼん



お母さんは分かってたんですね…しょぼん



「じゅん君の悲しみや…


苦しさ…


辛さも私には分かるつもりよ…しょぼん


私も…


大切な…大切な娘を亡くした母親だから…しょぼんしょぼんしょぼん


じゅん君が死にたいと思うのと同じ様に…


私も出来るなら佳奈の代わりになりたいよ…しょぼんしょぼんしょぼん


「お母さん…しょぼんしょぼん



「じゅん君…


死なないで…


佳奈の為に生きて…しょぼんしょぼんしょぼん



「あっ…

そうですね…しょぼんしょぼん



でも…


お母さんには…

そうですね…って言いましたが…


自分は…

一人ではもう生きて行けないと思ってましたから…しょぼんしょぼんしょぼん




「じゅん君…


これ…


さっき見つけたの…しょぼんしょぼん



本当は…


佳奈が渡すつもりだったと思う物だけど…


じゅん君に見て欲しいの…しょぼんしょぼんしょぼん




綺麗に包装された包みと…

手紙でした…



お母さんが…


「手紙の中は読んでないから…しょぼんしょぼん



手紙の封筒には…



『お誕生日おめでとうドキドキ



私の大切な大切な…


じゅん君へ…』



と書かれています…しょぼんしょぼんしょぼん
佳奈さんの葬儀の日…


佳奈さんの家族は…

自分を…


佳奈さんのお父さん…

お母さん…

お兄さん…


の次の席を自分に用意してくれました…しょぼん


本当に家族の一人と認めてくれてたんですね…しょぼんしょぼん



ただ…


自分は…


佳奈さんが亡くなった事を受け入れられていませんでした…しょぼんしょぼん


正直に言うと


佳奈さんが亡くなってから、葬儀の日までの記憶があまりありません…しょぼんしょぼんしょぼん



こうちゃん…

賢太…

美奈さん…

陽子さんが…


来てくれました…


みんなが集まったのは…

あの夏の海以来かも知れないね…しょぼんしょぼんしょぼん


こうちゃんが…

「じゅん…しょぼんしょぼんしょぼん


こんな事あっていいの…しょぼんしょぼんしょぼん


美奈さんが…

「佳奈…しょぼんしょぼんしょぼん


大好きなじゅん君…

一人にして…


どうして…しょぼんしょぼんしょぼん



賢太と陽子さんは…


抱き合って泣いてました…しょぼんしょぼんしょぼん


他にも高校時代の友人達…

大学の友人達…


沢山の人が来て…


佳奈さんの死に…


涙を流しています…しょぼんしょぼんしょぼん


佳奈さん…しょぼんしょぼん


あなたはやっぱりすごいですね…しょぼんしょぼんしょぼん



自分は…


ただ茫然として…



死ぬ事ばかり考えてました…



「佳奈さん…しょぼんしょぼん


一人じゃ生きられないよ…しょぼんしょぼんしょぼん



佳奈さんがいないと…

自分はダメだよ…しょぼんしょぼんしょぼん



佳奈さん…


一人で行かせないからね…しょぼんしょぼん


自分も行くからね…しょぼんしょぼんしょぼん



自分の中学の弟が…

佳奈さんに…


「起きて…しょぼんしょぼんしょぼん

起きて…しょぼんしょぼんしょぼん


また家に来てくれるって約束したよね…しょぼんしょぼんしょぼん


またあの店のイチゴショート一緒に食べるって言ったよね…しょぼんしょぼんしょぼん


佳奈さん…しょぼんしょぼんしょぼん



僕にはお姉さんがいないから…


お姉さんって…しょぼんしょぼんしょぼん

呼ぶんだからね…しょぼんしょぼんしょぼん


佳奈お姉さん…しょぼんしょぼんしょぼん


弟は…


この日からイチゴショートは…


一度も食べてないそうです…しょぼんしょぼんしょぼん


「佳奈お姉さんと食べる約束だからね…しょぼん


今もそう言っています…しょぼんしょぼんしょぼん



「佳奈さん…しょぼんしょぼんしょぼん


迎えに行くから…

待っててね…しょぼんしょぼんしょぼん


死ぬ事は…


怖くありませんでした…



佳奈さんに会えるから…しょぼんしょぼんしょぼん




葬儀の翌日…


佳奈さんのお母さんから…

「じゅん君…しょぼんしょぼんしょぼん


ちょっと来てくれる…?」


何の話だろう…?