ホントにいまさらですけど。巷はiPadが話題ですし。

使い始めて2ヶ月くらいですかね、ぼくもiPhoneを使っています。

あまり垢抜けたものが見つからないのでケースは使わず、今までに3回くらい落としてます。

そのうち画面がイッてしまうかと不安ですが、でもケースを使うつもりはありません。本体裏のアップルマークが若干傷つきだしました。


rolling dice


操作感に慣れるのに何日かかかりましたけど。慣れてしまうと結構快適。

でもメールはちょっと時間かかるかな、他にも画面をスクロールさせようとして他のリンクを触ってしまって、そっちのページに飛んでしまったりとか。

それと電波状況が悪いと色んな機能が死んじゃうのも考えもの。特に地下鉄。ここは早く改善されることを祈るばかり。電池が長持ちしないのもちょっと。でも音楽を聴いていてもメールが作れたり、カメラもぼくには使いやすい。二つ折りのケータイよりかさばらない感じがするし、使われている書体とか、操作した時の動きとか、ちょっと(いや、かなり)心に響く部分があって、トータルとしては使ってみて良かったと思っています。


ユーザーは500万人(300万人?)とか前に聞いたことがありますけど、もっと増えているんでしょうね、きっと。


今のところ、3キャリアのケータイを併用しているので、今月のうちにauは解約してしまうつもり。これを機に保存している連絡先とか、そのままになっている画像とか、そういうものを整理します。


たくさんある機能を使いこなせてはいないけど、必要なものから。

あせらず、のんびり。



今回は買おうと思って探して買った。装丁だけだと多分買わなかったと思う。


rolling dice


東京湾に浮かぶ月島。ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、もしかしたら空だって飛べるかもしれない―。友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に受けとめて成長してゆく14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。直木賞受賞作。


これは裏表紙から。

文字数を稼いでいるわけじゃありません。


あ、またジュンだ…ということで、意外と出会うことが多い自分の名前。今回はテツローという登場人物もいて、…何を思っているか、これは分かる方には分かるかな。そういうことで簡単に親近感を覚えるから、やっぱりヒトって(自分って)可笑しいなと思う。


実は軽く手にとって、他の本の合間に読んでいこうと思っていたけど、小難しい感じがしない作品だったので、通勤と移動の電車で数時間のうちに読了。自分の中では、結構なハイペース。作品のスピード感にも流されたような感じ。あとがきに書かれている作品が生み出された背景の軽い感じが、どこか力が入っていない風で、こんな気楽な感じでいいんだ、とも思えた。


昔、というか小学生~中学生の頃に七日間戦争という有名な作品がある、宗田理さんのぼくらシリーズってのを結構多く読んでたんだけど、どこか似たような空気感。もちろん、映像を伴った作品とかには、その映像の力とか、そういうことを単純にスゴイと思う感動っていうのがあると思うんだけど、ただ文字と空白だけで構成されていく作品には、ヒトに豊かに想像をさせる楽しさがあるなと思う。思いこみだけど、ヒトに与えられたもので、他にはないギフトはイマジネーションだと個人的には思っているので(他の生き物にはそういうものがないって決めつけている訳ではないんだけど)、それを刺激できるものっていうのは、やっぱり貴重なものなんだと思う。



久しぶりの小説です。200ページとかくらいなら何とか読めるかなとか思うんだけど、最近は300ページとかを超えてくると、結構時間がかかりそうだって思って挫折していました。読みたいと思う本はページ数が多くて…。

そんな中、空いた時間で立ち寄った虎ノ門の書店で購入。文庫本だけど、表紙に魅かれて。


rolling dice


最近は文章が短い、というご指摘もいただきまして、ありがとうございます(汗。サボっている訳ではないんですが、いやきっとサボっているんです。心を入れ替えます、ごめんなさいごめんなさい。


(こっそり文字数を稼ぐためにというつもりではないですが、)


この本のあらすじなどを少し。


『まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦がころがりこんだ。ペットあずかりに塾の送迎、納屋の整理etc.―ありふれた依頼のはずがこのコンビにかかると何故かきな臭い状況に。多田・行天の魅力全開の第135回直木賞受賞作。』


装丁は嫌いではないとはいえ、…普通だったら読まないストーリーの作品。実は書店に積まれているときは『第135回 直木賞受賞作!』の腰帯が巻かれ、その時の心理状態だと、これだけでももしかしたら手に取ったかもしれないですが、本当はその腰帯に書かれた小さな一文…。


『あんたは正義の味方にはなれないね。―いいんだ。俺は便利屋だから。』


どことなく諦めではなく受け入れることを選んだようなひと言。このフレーズが作品の中で登場するなら、読んでみようと思った、というのが購入した最大の理由。ヒトにどんな気持ちを抱かせるか分からないから、たったひと言でも気をつけて使うことに努めようと思った一瞬です。


自分にどんなことができるか分からないから、自分にどんなことが起こるか分からないから、自分の選択が正しいかどうかなんて分からないから、その時々で選んだ自分の役割というものを、全うしようと思う33歳の誕生月。

そんな想いも抱えながら、不惑は遠いなとか飛躍をしてみる。


本当はあらすじを書かないことをルールにしてたんだけど、本の裏表紙そのままだから、許されるかな。これからはこのスタイルで。



お仕事で関わらせていただいているJRAさんの今日の競馬は日本ダービー。史上空前と言われる顔ぶれの中、その一角を担っていたダノンシャンティ号の骨折離脱、頑張れルーラーシップ、ローズキングダム。でもヴィクトワールピサとペルーサが強いかな。これもドラマと思いつつ、東京競馬場へ出掛けます。


InterFMさんの『Sound of Thoroughbred』も15時よりスタートです。


ちょっとだけ宣伝。