B11-17 孤島パズル 【有栖川有栖】 | 深緑の森と風と♪

深緑の森と風と♪

「虹色の図書室」というタイトルで、数年前まで、小説や映画のことを中心に載せていましたが、このたびリニューアル!
 感じたこと、伝えたいことを、小説や映画に限らず書いていきたいと思います♪ よろしくお願いします *^^*

「月光ゲーム」を読んだとき、もっとこのシリーズに触れたい!っという
欲求が強くてすぐ買いました。
ただ、読みたい本がたくさんあったこともあって、しばらく我慢したの
ですけどネ ^^;

孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)/有栖川 有栖
¥840
Amazon.co.jp
☆ あらすじ ☆

英都大学推理研初の女性会員マリアと共に南海の孤島へ赴いた
江神部長とアリス。
島に点在するモアイ像のパズルを解けば時価数億円のダイヤが
手に入るとあって、早速宝捜しを始める三人。折悪しく嵐となった夜、
滞在客のふたりが凶弾に斃れる。救援を呼ぼうにも無線機が破壊され、
絶海の孤島に取り残されたアリスたちを更なる悲劇が襲う!


                    (東京創元社の紹介ページより)


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

「月光ゲーム」も初々しい勢いがありましたが、この「孤島パズル」も
新鮮さがあって、とてもおもしろかったです。

多くの推理小説ファンがそうであるように、推理小説って作者がどう
読者を騙してくれるかに魅力を感じていると思います。
犯人は誰か、どの動機は! 物語が進むうちに惹き込まれ、そして
思いもよらぬ犯人、そしてその動機が明かされるところで、気分は
最高潮を迎えます。

そんな推理小説をさらに魅力的にしてくれるのが「密室」。
しかし、、密室にした(なった)理由、その方法に説得力がないと、
物語の魅力は一気に半減、悪ければ駄作のレッテルを貼られて
しまいます(例えば、密室とおもっていたら抜け穴があったなんて
いう場合、興冷めですよネ)。

この作品はタイトルからして分かるように、大きな密室。
孤島という容疑者が限定され、限られた空間で物語が進みます。
当然、「密室にした(なった)理由」はありませんが、正面から
推理小説に向き合った意気込みを感じる、素敵な作品ですヨ!

この「江神シリーズ」(学生アリスシリーズ?)、次の作品も我慢に
我慢して、気持が盛り上がったところで読んでみようと思って
まーす ^^