いよいよご対面の時が迫ってきました。
エスカレータで2階に上がり、まず誘導されたのが「第2展示室」。
まず待っていたのは「四天王」でした。
黒を基調とした薄暗い部屋に入っていくと、まず左にライトアップ
された四天王のひとり「持国天(じこくてん)」立像。
その威圧感というのでしょうか、すごい迫力です。
ここまで素晴らしいとは、想像だにしておらず圧倒されました。
ゆっくり、ゆっくり、四天王を拝観して進むと、その先には
「薬王菩薩(やくおうぼさつ)」立像。
ごったかえす拝観者の喧騒の中、「無の境地」のようなお顔。
これまた、感動です。
そして、少し離れたその左隣には「薬上菩薩(やくじょうぼさつ)」立像。
ちなみに御兄弟だそうです。
感動しながら第2展示室を出ると、右手にパンフレットなどを
販売しているコーナー。
そこはすごい人!
みんな何を買っているのだろう?
さて、いよいよ阿修羅様がいる第1展示室へ。
入り口には音声ガイドの貸し出し場所。
黒木瞳さんの声だそうです。
せっかくだからと思って、借りてみました。
第1展示室はなんといっても、阿修羅像ですが、その前に、
「十大弟子」と「八部衆」の像が見どころ。
十大弟子というほどだから、みなさん、悟ったようなお顔をしているのかと
思いきや、眉をひそめていたり、苦労されているような表情。
十大弟子であっても、我々と同じように苦労や苦悩されているんだな
っていうのが伝わってきて親近感。
それにしても、薬王・薬上菩薩の表情にも思いましたが、それらの複雑な
心情を表わす微妙な表現力。
またまた感動です。
さて、いよいよ阿修羅像です。
会場内はすごい人ごみ。
みんな、より近くで見ようとするから、ぎゅ~、ぎゅ~!(><;)
それでも、僕も「足元まで見たい!」と結構近くまで。
だって、黒木瞳さんがやさしい声で、「足元もご注目ください」
って耳元でささやくんだもん(*^▽^*)
それにしても、ぎゅうぎゅう、暑い。
「少しずつ時計回りにい移動してくださ~い!」
と叫ぶ係員さんの声がだいぶかすれている・・・・
きっと、ず~と叫んでるでるんでしょうね。かわいそ。
そうそう、肝心の阿修羅様は端正なお顔立ちをされていました。
押しあいへしあいしている僕らを見降ろされながら、
実に、涼しげな、さわやかな表情をされていました。
▲ あまりに感動して、帰りに買ってきました。
阿修羅に関する記事は少ないけど、仏像の奥深さが
分かる1冊。写真もきれいだし、なかなかの雑誌です。
こうして、少し汗をかきかき人ごみから脱出!
第1展示室を出たのですが、もういちど四天王にお目にかかりたい!
黒木瞳さんの音声ガイドもあるし、と思って、もう一度、第2展示室へ。
いや~、何度見ても四天王は迫力!
2度目なのに、またまた圧倒されました。
そして、やはり、薬王菩薩と薬上菩薩のお顔。
薬上菩薩様とは目が合い、しばらく見つめあってしまいました。
(少し離れたところから見たら、ジッと見つめられてるみたいでした)
あのお顔を拝見していると、なんだか落ち着きます。
そんなこんなしているうちに午後8時。
閉館の音楽が流れ始めました。
えっ!えっ~!
バーチャル映像も見てないし、消化不良になっちゃうよ~。
っと思っていたら、混雑のため30分の延長のアナウンスが。
国立博物館のご担当者様。
柔軟なご判断、ありがとうございます。
おかげさまで十分堪能できました。
会場を出るころには、僕は、ぜったい興福寺に行こうと心に決めました。
奈良(ついでに京都)の気ままな一人旅もなかなかよさそうでよね。
いや~、ホント行ってよかったと思った「阿修羅展」でした。
ちなみに、パンフレットなどの販売コーナーは、8時30分近くになっても
すごい人。
なかなかユニークがグッズもあって、阿修羅マグカップとかすごいです。
買った方は家で使われるのかな?
