といっても、心配いらないようです

先日、僕の地元の横浜でも、花火大会がありました。
理科の講義をやっていたので見に行けませんでしたが(;_;)
■A、「放射性」ストロンチウムではないので、花火では被ばくしません
最近のニュースに敏感になっている人なら、
「ストロンチウム」という単語を聞いただけでも
敏感に反応してしまうのではないでしょうか?
■放射性のものと、放射性でないものを区別して考えましょう
「ストロンチウムが検出!」というニュースで
妙な誤解を生むことがあるようです。
↓
それは放射性のものでしょうか?
そうでないものでしょうか?
混同すると、混乱するので 注意しましょう。
■花火の「赤」は、ストロンチウムの燃える光
中学の理科でチラリと出てきました。
「炎色反応」といいます。

「あぁ~!なんか、チラッと昔やったような・・・」
そう、あれです。
↑手持ちの資料集にも、
ものすごく地味な写真が載っています。(笑)
炎色反応:
ある種の金属元素を燃やすと、それぞれ特有の色を放つ。
ストロンチウム:赤
銅 :青みどり
ナトリウム :黄
etc・・・
花火は、これらの炎色反応を利用して、
色鮮やかな、はなやかな光を演出します。
(※以下、放射性でないストロンチウム
=「普通のストロンチウム」と呼称します。)
■普通のストロンチウムは、そこら辺で市販されています
「ストロンチウム」でgoogleでショッピング検索すれば、
サプリメントのストロンチウムが たくさん出てきます。

↑食べれます
■普通のストロンチウムは何に使うの?
↓
花火や信号 30%
フェライトセラミック磁石 30%
マスター合金 10%
顔料および充填剤 10%
亜鉛の電解製造 10%
その他 10%
多くはスペインや中国で生産されています。

(出典) USGS「Mineral Commodity Summaries(鉱物商品概要)」
北海道札幌市「個別指導の学習塾ノックス」公式サイトhttp://nocs.myvnc.com/study/ind/strontium.htm
■炎色反応は美しい光
今回も、読んでいただきありがとうございます。
本題だった「花火」のルーツなどについての話も、
次回に話したいと思いますm(_ _)m