TVドラマ「光る壁画」...胃カメラ誕生秘話
今では胃腸の検査機器として、定番になった内視鏡の“親”である胃カメラ。1898年、ドイツ人の手により開発が開始され、時を経て日本で“完成”をみました。
その歴史が、今日のTVドラマで描かれます。 (*参考:オリンパス )
◇テレビ朝日系 10月1日午後9時 「光る壁画」 *番組紹介HP http://www.tv-asahi.co.jp/hikaruhekiga/
東京大学医学部附属病院分院(現在、廃院)の医師達と、オリンパス光学工業(現:オリンパス)の技術陣の奮闘が見られるのではないか、と原作を読んだ私は思います。
ご存じの通り、今の“胃カメラ”(内視鏡)にカメラはついておらず、先端のレンズからの映像(リアルタイム動画)がファイバースコープを経由して、ディスプレイに表示されるようになっています。はハイビジョンにも対応しており、胃腸などの粘膜の状態を鮮明に見ることができます。
また、映像(画像)の進化だけでなく、検査時の苦痛を減らそうと、細い形状のものが開発されています。既に経験済みの方もいらっしゃると思いますが、口からではなく鼻から入れる「経鼻内視鏡」まであります。
小生もデモンストレーションで経鼻内視鏡を試しましたが、息苦しさは感じられず、話ができるということに感動したことを覚えています。
更に内視鏡は“見る”だけではありません。“治す”こともできます。
内視鏡の先端にはレンズだけでなく、空気や水を送る穴、そして処置具を通す穴があります(*参考:オリンパス )。
空気は術者(医師)の視野を確保するために患部(胃腸等)を膨らますために使い、水は患部を洗う、薬剤は腫瘍を見やすくするなどに使います。
そして処置具は病理検査を行うために組織を採取するものだけでなく、ガン化(初期)した腫瘍を切り取るためのものまで揃っています。
日本は優れた二大メーカーがあり、普及率が高いだけではなく、内視鏡の操作水準の高さを元にした検査や治療で世界的に高いレベルにあります。
今日のテレビドラマは、日本の内視鏡医療・産業の出発点を描くものです。
ご興味ある方は、是非ご覧ください。
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以上
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*参考
◆オリンパス社 (http://www.olympus.co.jp/jp/corc/profile/mesg.cfm )
◆富士フィルム (http://fujifilm.jp/business/healthcare/endoscope/index.html )
◆小生ブログ: 「(情報)“泳ぐ内視鏡”マーメイド」(2011年6月21日)
勿来火力発電所での作業...石綿との格闘
今日、急きょ仕事をすることになりました。
現場は、いわき市勿来地区にある「常磐共同火力㈱ 勿来火力発電所
」です。
会社の先輩の車に相乗りさせていただき、駐車場に到着。
発電所前にある元請けの事務所に徒歩で移動し、着替え。
8時15分からラジオ体操→朝礼→KY(危険予知活動)を済ませてから現場に向かいました。
朝から気持ちの良い青空が広がり、石炭を構内に運び入れるコンベアーが火力発電所であることを主張していました。
入構には許可証が必要。
昨日会社が手続きを済ませていたようで、私の名前が入った「入門許可証」を手に守衛のいる正門を通り抜けました。
現場は、ここ。
周囲に足場が組まれシートが掛けられた重油タンクです。
作業内容は、このタンクに周囲に張られた石綿の交換作業で、今日の仕事は古い石綿をはぎ取り回収する事です。
別のグループがはぎ取り落とした石綿を、タンクと足場の隙間に身体を潜り込ませ、ひたすらポリ袋に入れていくという作業です。
石綿。
そうです、中皮腫を引き起こすアスベストです。
*参考:厚生労働省
労働基準局労災保障部
したがって、装備は完全防備。
作業着の上に、アノラック、ゴーグル、フィルター付きマスク、ゴム手袋を身につけました。
作業場所の足場にはシートがかかっているため、風は通らず、作業中は蒸し暑く息苦しく、なかなかの重労働でした。
しかも、装備の隙間から石綿の破片が入り込むと、身体がチクチクし、不快な思いをしました。
8月の炎天下、原発での屋外作業に負けるとも劣らない、辛い作業。
9:00~12:30まで休憩なしで作業をし、事務所に戻り40分の休憩をはさみ、午後は13:30~16:30までひたすら石綿の回収を続けました。
作業を終え、事務所に戻った時には、疲れがどっと押し寄せてきました。
...火力発電所の復旧。ここを含めた福島県浜通り4か所の復旧作業が、急ピッチで進められています。福島県の原子力発電所が全て“廃炉”に向かう中(福島県の決定、国と東電は方針を明らかにしていない)、火力発電所は重要な役割を果たしています。
このような状況の中、勿来火力発電所の復旧作業の一部に参加できた事は、大変でしたが、大きな財産となりました。
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以上
「常磐共同火力㈱ 勿来火力発電所」東日本大震災の被害状況について
・全4 基(内3基(7、8、9 号機)が石炭)
・6号機(重油焚き)は長期停止中だった
・7号機の津波被害が甚大
・9号機は6 月30 日に運転を再開
・8号機は7 月17 日に運転を再開
・構内に併設されているクリーンコールパワー研究所
IGCC実証機
も津波の影響
を受けたが7月28日に運転
→「IGCC」火力発電、注目です!
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*資料
◆相馬共同火力発電㈱ (相馬市、新地町) http://www.somakyoka.co.jp/
・東北電力㈱と東京電力㈱の共同出資
・100万Kw出力炉×2基 *参考:「発電所概要 」
・「新地発電所1・2号機の復旧状況について 」(2011年9月1日)
◆東北電力株 原町火力発電所 (南相馬市) http://www.tohoku-epco.co.jp/pr/haramachi/hatudensyo.html
・100万Kw出力炉×2基
・「 供給力確保に向けた取り組み(火力発電所) 」
◆東京電力株 広野火力発電所 (広野町)
・60万Kw出力炉×3基、100万Kw出力炉×2基
・「被災した火力発電所の復旧 」
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*追記(2011年12月22日)
◆福島民報:被災の7号機運転再開 常磐共同火力勿来発電所(2011年12月22日)
東日本大震災で被災した、いわき市佐糠町の常磐共同火力勿来発電所の7号機は21日正午、定格出力25万キロワットで営業運転を再開した。既に再開している8、9号機と合わせて145万キロワットの供給が可能となった。東北電力と東京電力に半分ずつ送られる。...(以下、省略)
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*追記(2012年2月16日)
◆福島民友:勿来火力発電所で一般見学の受け入れ再開(2012年2月16日)
東日本大震災で大きな被害を受けたいわき市の常磐共同火力勿来発電所は15日、一般向けの見学受け入れを再開した。
同発電所は地震と津波の影響で全発電設備で運転停止の状態となったほか、事務棟の1階部分が冠水するなどの被害を受けた。このうち、事務棟1階の展示ホールでは展示物が流されてしまったため、同ホールは今回リニューアルしてのオープンとなった。...(以下、省略)
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*追記(2012年10月12日)
◆福島民報 紙面より
...勿来火力発電所で避難・消化訓練が行われた事を伝える記事。


