熱闘! 政治家への道 ~元高校球児の夢~ -151ページ目

鞆の浦、埋め立て・架橋案撤回

この記事を見て、『やっと、決着がついたかぁ...。良い決断をしたな』と思った。


◆中国新聞 広島県、鞆架橋撤回へ 山側トンネルを推進 (2012年6月22日)


...私は、四年前の春にこの「鞆の浦」を訪れた。

あいにくの雨だったが、情緒があり、美しい街並みを堪能することができた。



しかし、この時は平日の朝7時30分頃、ちょうど朝の通勤時間帯で、私は驚くとともに、恐怖を感じた。

理由は、車がひっきりなしに通過し、狭い道をスピードを上げて通り過ぎていたため。


私は「鞆の浦」が世界遺産登録を目指していることを知ってたので、それに続く街並みも観光地として「生活圏」との区画がされていると勝手に思い込んでいたが、この光景を見て間違っている事に気付いた。


世界遺産登録を目指す観光地であっても、その土地の方々が済む生活の場でもある。


そんな中、このような“埋め立て反対”の宣伝品が町のあちこちに見られ、ようやくこの地で起こっている係争を知ることになった。


どうやら、この“町中の道路状況”を改善するために、「鞆の浦」の一部を埋め立て橋を架ける計画が決まっていて、それに反対する住民グループがこれら横断幕やポスターを掲示していたのだ



...前述の記事は、この争いに決着がつき、“架橋”案が撤回され山側にトンネルを掘りバイパスを作るというもの。

この架橋に必要な埋め立て許認可権を持つ県は『(架橋推進派、反対派ともに)鞆町中心部の混雑を解消するための道路整備と景観の保全の双方を望む点で住民の思いが共通している』とし、この決定に至ったと記事は伝えている。


計画が持ち上がってから約30年。

当時は環境への関心よりも開発や利便性の向上に重きが置かれていた時代であり、1992年に世界遺産条約を批准した日本にあって、環境保全という概念も希薄だったことは疑いようもない。


そういう意味では、この決定は時間がもたらしてくれたものであるとも言える。



いずれにせよ、広島県知事は英断をされたと思う。


「鞆の浦」のこの景観と空気感は、国内外問わず多くの人間に“一見の価値あり”と思わせるものだからだ。


今後行政は、この30年の間、橋が掛けられると考え生活をし将来を描いてきた方々のケアを行い、鞆の町の住民が一つとなって生活圏の充実を図る取り組みのサポートを行い、観光客をもてなす体制を整備して欲しい。



私は、次は夏にここを訪れ、青い空と海に映える「鞆の浦」を堪能したいと思う。

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*「鞆」の街並み (2008年4月8日、上写真も同じ)


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*参考

Msn産経ニュースポニョの景観は観光資源…「鞆の浦」の架橋を撤回 広島知事 (2012年6月22日)

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福山市:都市計画課 「鞆町のまちづくり

鞆まちづくり工房 URL:http://www.vesta.dti.ne.jp/~npo-tomo/top/index.html

広島県:ひろしま観光ナビ 「ひろしま百寶(備後編) 」 *ビデオの6分28秒ごろが「鞆の浦」

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*追記(2012年6月25日)
読売新聞ポニョ舞台、鞆の浦埋め立て中止方針に市長反発 (2012年6月25日)
 万葉集に詠まれ、アニメ映画「崖の上のポニョ」の舞台ともされる広島県福山市の鞆(とも)の浦の埋め立て・架橋事業について、同県の湯崎英彦知事は25日、同市の羽田皓(あきら)市長と会談し、計画中止の方針を正式に伝えた。(中略)架橋計画を推進してきた羽田市長は「容認できない」としたものの、「最終的な事業の権限は知事にある」と、事実上受け入れる考えを示した。...(以下、省略)

Memo:うつくしま次世代医療産業集積プロジェクト

点を面に...NHK大河「八重の桜」出演者発表

今朝の県内二紙(福島民報、福島民友)ともに、一面に写真を掲載し、社会面の半分を使い記事を載せていた。

大きな期待の表れだ。


◇福島民友“福島県人の誇り取り戻して” 「八重の桜」出演者発表 (2012年5月31日)
 会津若松市出身で、同志社大を創設した新島襄の妻・八重の生涯を描く来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の出演者が30日、発表された。本県出身者では、会津藩家老・西郷頼母役を郡山市出身の西田敏行さんが演じる。...(以下、省略)




この『八重の桜』、会津を中心とした観光業界が特に期待を寄せている。


ただ、戊辰戦争→会津若松城落城後に舞台の中心は京都に移うため、一過性に終わらせない観光客誘致には“仕掛け”が必要だ。

それは、会津にやってきた観光客を長く滞在させる、もしくはリピートさせる事だと思う。


八重の生家や鶴ヶ城を“点”とし、関連施設・史跡に観光客を誘い、『もっと見たい知りたい』、『また来たい』と観光客に思わせる事が必要不可欠だ。


「会津」や会津に関わる県内の自治体には豊富な史跡や歴史関連施設がある。

(戊辰戦争)

・旧塩沢村(只見町)にある旧幕府側についた長岡藩の家老・河井継之助の終焉の地

・二本松市にある箕輪門や少年隊の悲話

・白河市にある小峰城

(会津地方)

・喜多方市に生まれた“日本のナイチンゲール”といわれた瓜生岩子の記念館

・猪苗代町にある野口英世記念館



『八重』を尋ねに来た観光客が、新たな興味を持ち移動する。時間が無ければ、次はここに来よう!、と思わせる事ができるコンテンツが豊富だ。



県内には歴史観光以外にも温泉があり、山河があり、浜通りには美しい海岸線がある。


『八重の桜』を起爆剤として、観光客を虜にするような取り組みを観光業・事業の関係者に期待したい。


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*参考

◆河井継之助 

・只見町 河井継之助記念館

・新潮文庫 「 」 (司馬遼太郎著)

◆瓜生イワ

・福島県男女共生センター 「活躍した福島県の女性たち

・喜多方市 「瓜生岩子(喜多方が生んだ社会慈善家)

◆二本松少年隊

二本松市  

・二本松観光協会 大隣寺